ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家icon タイトル

ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家

原題

Die Zeit Ist Kaputt: Die Lebensgeschichte des Erich Kästner

発表年

1994

著者/訳者/解説

クラウス・コードン/那須田淳、木本栄/今江祥智

カバーデザイン

ページ数

403(全体)

あらすじ(解説文)

出版

偕成社 若い世代にとって、ケストナーは、もはや社会ロマン派の作家であり、児童文学作家にすぎなかった。彼らには、なぜケストナーがナチスに禁じられたのか、わからなかった。ケストナーの全体像は、学校でも家庭でも、教えられることはなかったのだ。今日のケストナーといえば、児童文学作家としてしか確立された地位を得ていない。だが、それだけでは、今世紀最大の時事評論家として活躍してきたケストナーに対する、十分な評価とはいえないだろう。激動の時代を生きのびて、人々に自由と平和の意味を訴え続けた、作家の生き方。ドイツ児童文学賞受賞。

初版

1999年(2940円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-03-814200-0

1 ドレスデンに生まれて

2 子ども時代

3 大砲の花咲く国

4 ひとりぼっちの幸運児

5 天使のいたずら

6 ベルリン

7 小さな執筆工房

8 『エミールと探偵たち』の誕生

9 燃えている

10 冬眠 他


TOPへ