死刑執行人のセレナーデ タイトル

死刑執行人のセレナーデ

原題

Strangler's Serenade

発表年

1951

著者/訳者

ウィリアム・アイリッシュ/高橋豊

カバーデザイン

上泉秀俊

ページ数

244

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ466
ニューヨーク警視庁の刑事プレスコットは、降りたことを悔むような顔で、去っていく列車を見送った。なんという田舎だろう。こんなのどかな土地にいたら、おかしくなってしまいそうだ。凶悪犯逮捕の際にうけた傷がなおるどころか、退屈で死んでしまうかもしれない。
だが、そんな暇はなかった。彼の泊まった下宿屋で、下宿人の一人が巧みに自殺をよそおって縊り殺されたのを手はじめに、つぎつぎと五人の男女が絞め殺されるという事件が起こったのだ。しかも、躍起となって犯人を追うプレスコットを嘲笑うように、殺人鬼は、凶行の時かならず昔懐しい”ヤンキー・ドードル”の歌を口笛で吹いていた。そしてついに、恐るべき殺人者の魔手はプレスコット自身の恋人のうえに……! 東海岸の保養地にひき起こされる血なまぐさい連続殺人─恐怖と戦慄を描いて右に出るものなしといわれるサスペンスの巨匠アイリッシュが放つ力作長篇!

初版

1959年

重版

1990年3版(850円)

入手

amazon

ISBN

4-15-000466-8

TOPへ