ミステリーの女王として知られるイギリスの推理小説家アガサ・クリスティーの代表的キャラクター、エルキュール・ポアロの登場する未発表の短編が2編イギリスで発見され、日本でも来年2010年の春に早川書房より翻訳刊行されるという報道が読売新聞によりなされていました。
私はこのニュースを新幹線で移動中に車内の文字ニュースで最初に知りました。この点ポアロの未発表短編がイギリスで発見されたというのは既に聞いておりましたが、こんなに早く日本でも翻訳され読めるというのはビックリですし、何よりこのニュースが報道で大々的に報道された事にビックリしています。さすがにギネスブックにも掲載されている世界屈指の小説家の一人だけのことはありますね。
遺品を管理していたクリスティーの娘さんが2004年に亡くなった後、クリスティー研究家として知られるジョン・カラン氏が遺品の中に73冊の創作ノートを発見し、その中にあったとのことで、片方は短編集「ヘラクレスの冒険」所収の「ケルベロスの捕獲」、片方は長編「もの言えぬ証人」の原型短編のようです。
アガサ・クリスティーのファン、そしてミステリーファンにとっても非常に嬉しく、そして期待を膨らませるニュースでした。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091212-OYT1T00643.htm
タグ: アガサ・クリスティー, エルキュール・ポアロ, 海外ミステリ, 早川書房, 翻訳
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- NHK アガサ・クリスティー生誕120周年記念放送
NHKではミステリーの女王アガサ・クリスティー(1890-1976)の生誕120年を記念して、シリーズ探偵のエルキュール・ポワロとミスとミス・マープルなどが登場する映画やドラマ作品の数々をBSで一挙放送するそすです。 BShiではクリスティー原作の映画が7本、BS2ではおなじみの海外ドラマ「名探偵ポワロ」の最新作4本と「アガサ・クリスティーのミス・マープル」を8作品放送します。 特にポワロは日本で初の放映となる新作ばかりですので、今から非常に楽しみです。 http://www.nhk.or.jp/digital/pr/express/201009/08_02.html BShi 映画7作品 9月6日(月) 後3:00 アガサ 愛の失踪事件 後10:00 オリエント急行殺人事件 9月7日(火) 後 3:00 情婦 後10:00 ナイル殺人事件 9月8日(水) 後 - ポー生誕200周年
ディクスン・カー・アガサ・クリスティー・エラリー・クイーン・ロアルド・ダールと順調に進んでいる映画や映像リストの更新ですが、昨日からミステリーの始祖といわれるエドガー・アラン・ポーの更新を始めています。 ところでそのポーですが、本日が何と生誕200周年とのことですごい偶然もあるものだなと感じました。 ちなみに今日本テレビ系列では、下記のようなポーの特集の番組がやっています。これも生誕200年を意識してのことなのでしょうか。 http://www.ntv.co.jp/kokoro/onair/090114.html - 小池版刑事コロンボ 失われた最終話発見
アメリカ発の人気ミステリードラマ「刑事コロンボ」。1960年末にパイロット版が放映され、第1シリーズは1972年から79年まで放映され大人気を博し、現在でも名作としてDVD化も何度もされ、昨年から今年にかけてNHKのBSでも放映されています。1980年代後半からは第2シリーズとなる新刑事コロンボのシリーズも制作され、2003年まで20数作が制作されました。 新シリーズのコロンボの声といえば俳優・石田太郎氏が担当していますが、第1シリーズの方は声優・小池朝雄氏が担当していました。 ところが時代的な背景もあったのか、小池氏が声を担当していた45作品のうち、最終話である第45話「策謀の結末」については音源を紛失してしまっていたらしく、後になって石田版が作られDVDなどはこちらが採用されています。 そして今年の2月、この幻となっていた小池版の「策謀の結末」の音源が発見され、音声担当者が確認したところ、放送可能な音質と判断。差し替え作業が行われ6月11日午後10時から衛星ハイビジョンで放映されるということです。 最終話だけ小池版がないのは結構違和感があったので、ファンにとってはこのニュースは嬉しいですね。 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tnews/20100528-OYT8T00713.htm?from=yoltop - ジョルジュ・シムノン原作の映画「倫敦から来た男」
「雪は汚れていた」などの純文学でも有名で、ミステリーの分野ではメグレ警視シリーズでもお馴染みのベルギーの小説家ジョルジュ・シムノンですが、この度ノンシリーズ長編の一つである「倫敦から来た男」が映画されることになり、その映画評論が毎日新聞のサイトより公開されています。 「ヴェルクマイスター・ハーモニー」で有名なハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督が前作から7年ぶりに放つノワール・サスペンスということで評価も上々のようです。 ワンシーン・ワンカットの長回し、全編がモノクロなど独特のスタイルの映画、12月12日より公開されています。原作小説の方も戦前および戦後直後に刊行されて以来長らく新刊ではありませんでしたが、今回の映画公開を見越してか、今年の10月に河出書房新社より発売されています。「 【関連リンク】 http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20091211dde012070009000c.html シネマトゥデイ「倫敦から来た男」
- 映画「シャーロック・ホームズ」(2009)
【製作年】 2009年 【製作国】 イギリス 【配給】 ワーナー・ブラザース映画 【監督】 ガイ・リッチー 【出演】 ロバート・ダウニー・Jr(シャーロック・ホームズ) ジュード・ロウ(ジョン・ワトスン) レイチェル・マクアダムス(アイリーン・アドラー) マーク・ストロング(ブラックウッド卿) ケリー・ライリー(メアリー・ワトスン) エディ・マーサン(レストレード警部) 【公式サイト】 http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/ 【あらすじ】 世界最高の頭脳に─最大のライバル出現 産業革命により科学や工業が近代的な発展を遂げていた19世紀末のロンドン、オカルトじみた手口で若い女性ばかりを狙う連続殺人事件が発生するが、名探偵シャーロック・ホームズはたちまち犯人を突き止め、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿を捕まえる ところが処刑されても自分は必ず復活するとホームズに予言したブラックウッド卿は、その予言どおり死刑執行後に墓場から甦るのだった。 これは本当に黒魔術の力によるものなのか…前代未聞の出来事に人々が混乱と恐怖におののく中、ホームズは相棒のワトスン博士とともに国を乗っ取ろうとするブラックウッド卿の陰謀に敢然と立ち向かっていく。 【感想】 アーサー・コナン・ドイルが生み出した世界一有名な名探偵シャーロック・ホームズはこれまで何度となく映像化されきましたが、今回はドイルの原作にはない完全なオリジナル作品です。 個人的には実に斬新かつ今までに見たことのないホームズ像で、こういうのもアリなのではと感心させられました。 見る前は原作の知的な紳士のホームズのイメージを損ねていないか不安もあったのですが、それを吹き飛ばすぐらいのエネルギーを作品から感じました。 ホームズがとにかくエネルギッシュかつアクティブな印象、もちろんカッコいいのですが、それだけでなくお茶目でユーモアな部分があり、ただカッコいいだけではないのがイイです。またワトスンを取られたくないあまりワトスンの結婚相手に嫉妬する設定もかなり斬新でした。 そして目からウロコだったのがワトスン。とにかくジュード・ロウのワトスンはカッコ良くてシビれました。 ホームズとワトスンというとホームズカッコ良すぎ、ワトスンはどちらかというと愚か者でその引き立て役というのが定番ですが、今回はワトスンがただの引き立て役ではなくお互いがお互いを尊敬し合っていて、どちらもカッコよく、かつユーモアセンスがあって、コンビとしての息もピッタリだったと思います。二人のやり取りを見ているだけでも面白かったですね。 他にレストレイド警部、ハドスン夫人といった面々も登場したのですが、こちらは普段のキャラそのままだったように思えました。 ちなみにアイリーン・アドラーについては原作ではそんなに出てきている訳ではないのですが、今回重要な役割を果たしていて必見です。また個人的にはワトスンの犬もいいアクセントになっていたと思います。 とにかく息づかいまで聞こえてきそうなキャラクターが魅力的、ユーモアたっぷりで開始間もなくで登場人物たちが好きになってしまいました。何度となく吹き出しそうになるぐらい笑ったのは久しぶりです。 そしてアクション映画としても一級品、格闘シーンだけでなく爆破や物の動き一つ一つに迫力を感じました。とにかくテンポが良く見ていて飽きなかったです。 また情景描写や舞台設定の美しさも半端ではなく、その一方で汚れた部分は徹底的に汚れていて、衣装もリアリティがあります。 19世紀末の産業革命期のロンドンがまるでその場にいるかのように克明に描かれている、そんな感じにさせられる映像美でした。 ミステリー要素もそれなりにあるのですが、最後の謎解きはちょっとテンポが良すぎでしたでしょうか。トリックなどはだいたいは理解できたのですが、カメラワークというか画面の切り替え、セリフが早く、字幕だとすべてを理解するのはちょっときついかもしれません。 今までの映像作品にはない斬新な部分も多いため賛否については意見も分かれそうですが、少なくとも原作に対するリスペクトは感じられましたし、バリツと呼ばれる柔術が得意なホームズを前面に出した作品なのかなと思っています。 今回は本国イギリスで連載されたというコミック作品が元で原作にはない、オリジナル作品になっているので、これはこれとして存分に楽しむことが個人的にはできましたし、次回作があるなら是非見たいと思いました。 実に愉快な時間を過ごせました。(2010/4/4 20:45より鑑賞)


そうだったんですか!
アガサ・クリスティーの作品は
どれも面白くて大好きです♪
刊行が待ち遠しいですね☆