(光文社文庫 解説文より)
1 新宿鮫(1990)ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく─。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠! 絶体絶命の鮫島……。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感! 2 毒猿(新宿鮫U)(1991)歌舞伎町の女・奈美。孤独な彼女が心惹かれる外国人・楊は、謎の影を持つ男だった。一方、「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島は、完璧な「職業兇手」(殺し屋)が台湾から潜入していることを知る。「毒猿」と呼ばれる男が動きはじめた刹那、新宿を戦慄が襲う!鮫島は恐るべき人間凶器の暴走を止められるのか? 奈美の運命は……。圧倒的な興奮と感動がふたたび!! 3 屍蘭(新宿鮫V)(1993)犯罪者たちから「新宿鮫」と恐れられる、新宿署刑事・鮫島。新宿の高級娼婦の元締め・浜倉が殺された。事件に迫る鮫島の前に浮かび上がる産婦人科医「釜石クリニック」。背後に潜む呪われた犯罪とは? だが、鮫島に突然、汚職・殺人の容疑が! 4 無間人形(新宿鮫W)(1994)新宿の若者たちの間で、舐めるだけで効く新型覚せい剤(アイスキャンディ)が流行り出した。薬を激しく憎む新宿署刑事・鮫島は、執拗に密売ルートを追う。 5 炎蛹(新宿鮫X)(1995)新宿署刑事・鮫島を、犯罪者は、恐れを込めて「新宿鮫」と呼ぶ。植物防疫官・甲屋は、外国人娼婦によって南米から日本に侵入した”恐怖の害虫(フラメウス・プーパ)”の蛹を追っていた。羽化まで数日。蛹を追って、鮫島と甲屋は、危険と罠に満ちた闇に挑む! |