本格推理ひと筋の鬼

JPN 鮎川哲也
(Tetsuya Ayukawa)

黒いトランク
「黒いトランク」
(1956年)
(東京創元社)

 国内を代表する本格推理小説家の一人。東京に生まれ、測量技師だった父親とともに当時の南満州、遼東半島の大連に移住し学生生活をそこで過ごしますが、詳しい経歴は明らかにされていないようです。

 1943年にイギリス本格黄金時代の巨匠F・W・クロフツの「ポンスン事件」に影響を受けて満州国や大連を舞台とし、アリバイ崩しを焦点とした本格作品を書き上げますが、第二次世界大戦の影響もありこの時は未発表に終わります。

 終戦を迎えると本土に戻り、1948年に雑誌〈ロック〉に怪奇短編「月魄」を那珂川透名義で発表したのを皮切りに本格短編「蛇と猪」(薔薇小路棘麿名義・〈ロック〉の短編懸賞で入選)、「地虫」(中川淳一名義・1949年・〈宝石〉に応募)、と意欲的に作品を発表し、1950年には以前書き上げた長編「ペトロフ事件」を本名である中川透名義で〈宝石〉に発表し見事1等に当選を果たします。

 その後鬼貫警部や星影龍三を主人公とした「呪縛再現」「赤い密室」「緋紋谷事件」などの短編を発表した後、1956年には講談社の書き下ろし長篇探偵小説全集13巻の募集告知に参加し、鬼貫警部の登場するアリバイ崩しの本格長編「黒いトランク」で見事に入選。

りら荘事件
「りら荘事件」
(1956年)
(東京創元社)

 そして出版に際してこの作品に登場する鮎川哲也の名前を借りることとなり、以後は鮎川哲也名義で鬼貫または星影の二人を主人公とするアリバイ崩しの本格推理作品を次々と発表。「りら荘事件」(1956)、「黒い白鳥」(1959)、「憎悪の化石」(1959)などの傑作本格長編を次々と世に送り出し、1960年には「黒い白鳥」と「憎悪の化石」で第13回日本探偵作家クラブ賞を受賞し本格推理作家としての地位を確固たるものとしました。

 また短編などではクロフツを思わせるようなアリバイ崩しを焦点とした倒叙形式のミステリーも数多く残しています。

 1972年には鬼貫、星影ものに次ぐ三つ目のシリーズとして、銀座・三番館のバーテンを探偵役とした〈三番館〉シリーズを書き始め、1991年までにおよそ30余編・6冊の短編集を刊行しています。

 創作活動以外にも鉄道ミステリ・アンソロジーや「本格推理」などのアンソロジーの編纂を精力的に行い、また「鮎川哲也と十三の謎」などに代表される新人作家の発掘にも尽力しました。

太鼓叩きはなぜ笑う
「太鼓叩きはなぜ笑う」
(1982年)
(東京創元社)

 そして1990年には東京創元社主催で長編推理小説の新人賞である鮎川哲也賞も創設され、数多くの有能な新人がこの賞をきっかけとしてデビューを果たし、現在第一線で活躍しています。


■作家ファイル■

本名
中川透
出身地
東京都生まれの満州国・大連育ち
生没
1919年2月14?日〜2002年9月24日(83歳)
作家としての経歴
1948
雑誌〈ロック〉に怪奇短編「月魄」(那珂川透名義)、本格短編「蛇と猪」(薔薇小路棘麿名義)を発表
1950
雑誌〈宝石〉に本名の中川透名義で鬼貫警部もの第1作の長編「ペトロフ事件」を発表し、入選(宝石との懸賞金をめぐるトラブルがあり1960年になって刊行される)
1956
講談社の書き下ろし長篇探偵小説全集13巻の募集告知に参加し、鬼貫警部登場の長編「黒いトランク」で見事に入選。鮎川哲也名義で刊行される(以後は鮎川哲也名義で作品を発表)
同年、星影龍三の長編第1作「りら荘事件」を発表
1959
長編「黒い白鳥」と「憎悪の化石」を発表し、翌1960年の第13回日本探偵作家クラブ賞を受賞
1972
銀座・三番館のバーテンを探偵役とした〈三番館〉シリーズを書き始め、1991年までにおよそ30余編・6冊の短編集を刊行
1975
鉄道ミステリ・アンソロジー「下り”はつかり”」を刊行し、アンソロジー編纂にも力を入れ始める。その後「怪奇探偵小説集」(1976)、「殺意のトリック」(1979)、光文社文庫での「本格推理」(1993-1999・全15冊)などのアンソロジーを刊行
1988
「鮎川哲也と十三の謎」がスタートし新人発掘にも尽力。このシリーズの解説も担当
1990
東京創元社主催で長編推理小説の新人賞・鮎川哲也賞が創設される
シリーズ探偵
鬼貫警部
星影 龍三
三番館シリーズ(安楽椅子探偵譚)
代表作
「ペトロフ事件」「黒いトランク」
「りら荘事件」
「憎悪の化石」「黒い白鳥」

■著作リスト■

1 鬼貫警部登場作品リスト

2 星影龍三登場作品リスト

3 三番館シリーズ作品リスト

【東京創元社版】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 太鼓叩きはなぜ笑う 1974 創元推理文庫403-8
徳間文庫('82)
徳間ノベルス
1 春の驟雨
(冬の驟雨)
1972 出版芸術社「竜王氏の不吉な旅―三番館の全事件〈1〉」
2 新ファントム・レディ
3 竜王氏の不吉な旅
4 白い手黒い手 1973
5 太鼓叩きはなぜ笑う
2 サムソンの犯罪 1976 創元推理文庫403-9
徳間文庫('82)
徳間ノベルス
1 中国屏風 1973 出版芸術社「竜王氏の不吉な旅―三番館の全事件〈1〉」
2 割れた電球 1975
3 菊香る
4 屍衣を着たドンホァン
5 走れ俊平 出版芸術社「マーキュリーの靴―三番館の全事件〈2〉」
6 分身 1976
7 サムソンの犯罪
(ヘラクレスの犯罪)
1974
3 ブロンズの使者 1984 創元推理文庫403-10
徳間文庫('87)
徳間ノベルス
1 ブロンズの使者 1984 出版芸術社「マーキュリーの靴―三番館の全事件〈2〉」 同名ノンシリーズ短編('66)のリライト
2 夜の冒険 1976
3 百足
4 相似の部屋
5 マーキュリーの靴 1980
6 塔の女 1982
4 材木座の殺人 1986 創元推理文庫('03)
双葉ノベルス
1 棄てられた男 1983 出版芸術社「マーキュリーの靴―三番館の全事件〈2〉」 ノンシリーズ短編「茜荘事件」のリライト
2 人を呑む家
(人をのむ家)
1985
3 同期の桜 1986 出版芸術社「クライン氏の肖像―三番館の全事件〈3〉」
4 青嵐荘事件 1985
5 停電にご注意 1982
6 村木座の殺人 1985
5 クイーンの色紙 1987 創元推理文庫('03)
光文社文庫
1 秋色軽井沢 1983 出版芸術社「クライン氏の肖像―三番館の全事件〈3〉」
2 X・X 1976 出版芸術社「マーキュリーの靴―三番館の全事件〈2〉」
3 クイーンの色紙 1986 出版芸術社「クライン氏の肖像―三番館の全事件〈3〉」
4 タウン・ドレスは赤い色 1980 出版芸術社「マーキュリーの靴―三番館の全事件〈2〉」
5 鎌倉ミステリーガイド 1987 出版芸術社「クライン氏の肖像―三番館の全事件〈3〉」
6 モーツァルトの子守歌 1992 創元推理文庫403-13
立風書房
1 クライン氏の肖像 1987 出版芸術社「クライン氏の肖像―三番館の全事件〈3〉」
2 ジャスミンの匂う部屋 1988
3 写楽昇天
4 人形の館 1987
5 死にゆく者の……
6 風見氏の受難 1991
7 モーツァルトの子守歌

【出版芸術社版】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 竜王氏の不吉な旅
―三番館の全事件〈1〉
2003 出版芸術社('03)
1 春の驟雨
(冬の驟雨)
1972 創元推理文庫403-8「太鼓叩きはなぜ笑う」
2 新ファントム・レディ
3 竜王氏の不吉な旅
4 白い手黒い手 1973
5 太鼓叩きはなぜ笑う
6 中国屏風 創元推理文庫「サムソンの犯罪」
7 割れた電球 1975
8 菊香る
9 屍衣を着たドンホァン
2 マーキュリーの靴
―三番館の全事件〈2〉
2003 出版芸術社('03)
1 走れ俊平 1975 創元推理文庫「サムソンの犯罪」
2 分身 1976
3 サムソンの犯罪
(ヘラクレスの犯罪)
1974
4 ブロンズの死者 1984 創元推理文庫「ブロンズの使者」 同名ノンシリーズ短編('66)のリライト
5 夜の冒険 1976
6 百足
7 相似の部屋
8 マーキュリーの靴 1980
9 塔の女 1982
10 X・X 1976 創元推理文庫「クイーンの色紙」
11 タウン・ドレスは赤い色 1980
12 棄てられた男 1983 創元推理文庫「村木座の殺人」 ノンシリーズ短編「茜荘事件」のリライト
13 人を呑む家
(人をのむ家)
1985
3 クライン氏の肖像
―三番館の全事件〈3〉
2003 出版芸術社('03)
1 同期の桜 1986 創元推理文庫「村木座の殺人」
2 青嵐荘事件 1985
3 停電にご注意 1982
4 村木座の殺人 1985
5 秋色軽井沢 1983 創元推理文庫「クイーンの色紙」
6 クイーン氏の色紙 1986
7 鎌倉ミステリーガイド 1987
8 クライン氏の肖像 創元推理文庫「モーツァルトの子守歌」
9 ジャスミンの匂う部屋 1988
10 写楽昇天
11 人形の館 1987
12 死にゆく者の…
13 風見氏の受難 1991
14 モーツァルトの子守歌

4 その他の作品

【長編】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 翳ある墓標 1962 扶桑社文庫('02)
立風書房 立風ノベルス('88)
講談社ロマン・ブックス('67)
早川書房 日本ミステリ・シリーズ6
2 死者を笞打て 1965 講談社文庫('93)
角川文庫('75)
双葉社('72)
講談社

【中短編】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 ポロさん 1943 原書房「鮎川哲也読本」('98)
2 月魄 1948
3 蛇と猪
4 地虫 1949
5 雪姫 1951
6 ジュピター殺人事件 1954
7 影法師
8 山荘の一夜
9 ダイヤルMを廻せ
10 朝めしご用心 1955
11 アトランタ姫
12 1956
13 最後の接吻
14 退屈なエマ子
15 アドバルーン殺人事件
16 舞踏会の盗賊
17 出獄第一歩
18 處刑の広場
19 激闘の島
20 ヨットの野獣
21 怪虫
(人喰い芋虫)
22 無人艇タラント号
23 達也が嗤う
(達也が笑う)
24 九時〇七分の恐怖
25 湖泥のギャング
26 エミの復讐
27 絵のない絵本 1957
28 寒椿
29 冷凍人間
30 海彦山彦
31 マガーロフ氏の日記
(罪と罰)
32 他殺にしてくれ
(ベッドの未亡人)
33 山荘の死
(山荘の怪事件)
1958
34 黒い雌蕊
35 金魚の寝言 1959
36 不完全犯罪
37 魚眠荘殺人事件
38 海辺の悲劇 1960
39 ライバル
40 灰色の動機
41 ヴィーナスの心臓
42 ファラオの壷
43 実験室の悲劇
44 霧の湖 光文社文庫「アリバイ崩し─ベストミステリー短編集」('11)
45 暗い河 1961
46 茜荘事件
47 悪魔の灰
48 おかめ・ひょっとこ・般若の面
49 夜の疑惑 光文社文庫「アリバイ崩し─ベストミステリー短編集」('11)
50 夜の断崖
(暗い断崖)
51 ああ世は夢か
52 結婚 1962
53 人買い伊平治
54 無人踏切
55 白い盲点
56 死に急ぐもの 1963
57 笹島局九九〇九番 長編「鍵孔のない扉」の原型
58 裸で転がる
59 女優の鼻
60 南の旅、北の旅
61 虚ろな情事
(虚な情事)
62 汚点 1964 光文社文庫「アリバイ崩し─ベストミステリー短編集」('11)
63 蹉跌
64 緑色の扉
65 霧笛
66
67 Nホテル六〇六号室
68 伝説の漁村・雲見奇談
69 伯父を殺す
70 プラスチックの塔 1965
71 夜の挽歌
72 死が二人を別つまで
73 晴のち雨天
74 遺書
75 殺し屋の悲劇
76 ガーゼのハンカチ
77 酒場にて
78 哀れな三塁手 1966
79 赤い靴下
80 井上教授の殺人計画
81 扉を叩く
82 非常口
83 ブロンズの使者
84 北の女 光文社文庫「アリバイ崩し─ベストミステリー短編集」('11)
85 夜を創る 1967
86 夜の散歩者
87 下着泥棒 光文社文庫「アリバイ崩し─ベストミステリー短編集」('11)
88 草が茂った頃に
89 霧の夜 長編「鍵孔のない扉」の原型
90 月形半平の死
91 或る誤算
92 偽りの過去
93 牡の罠
(牝の罠)
94 呼びとめる女 1968
95 囁く唇
96 背徳のはて
97
98 黒い版画
(朝鮮ダリアの女)
99 かみきり虫
100 墓穴
101 逆さの眼
102 蝶を盗んだ女
103 殺人コンサルタント
104 小さな孔
105 未草
106 塗りつぶされたページ 1969
107 あんこう鍋
108 ガラスが割れた
109 てんてこてん
110 濡れた花びら
111 赤は死の色
112 声の復讐
113 殺し屋ジョオ
114 憎い風
115 離魂病患者
116 自負のアリバイ
117 灼熱の犯罪
118 青いネッカチーフ
119 錯誤
120 尾のないねずみ
(尾のない鼠)
121 地階ボイラー室
122 冷雨 1970
123 水難の相あり
124 新赤髪連盟
125 ふり向かぬ冴子
126 花と星
127 白馬館九号室
128 夜の演出
129
130 矛盾する足跡
131 貨客船殺人事件 1971
132 猪喰った報い
133 写楽が見ていた
134 尾行
135 透明な同伴者
136 笑う鴉
137 わらべは見たり
138 ドン・ホァンの死
(束の間のドンホァン)
139 密室の妖光 1972
140 ポルノ作家殺人事件
(どこかにミスが)
141 砂の時計
142 葬送行進曲 1973
143 水のなかの目
144 皮肉な運命
145 詩人の死
146 パットはシャム猫の名 1975
147 ワインと版画 1976
148 あて逃げ
149 西南西に進路をとれ
150 死人を起す 1983
151 二つの標的 1984 EQ'84.1
152 七人の乗客 1993 光文社文庫「私だけが知っている1」('93)
出版芸術社「二つの標的」('06)
TV「私だけが知っている」の脚本
153 終着駅 光文社文庫「私だけが知っている1」('93)
出版芸術社「二つの標的」('06)
TV「私だけが知っている」の脚本
154 占魚荘の惨劇 光文社文庫「私だけが知っている2」('93)
出版芸術社「二つの標的」('06)
TV「私だけが知っている」の脚本
155 占魚亭夜話 1998 原書房「鮎川哲也読本」('98) 「霧笛」の原型
156 お年玉を探しましょう 2008 私家版「夜の演出」('08) ラジオドラマ脚本

【全集・選集】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 鮎川哲也長編推理小説全集
 1 黒いトランク
 2 憎悪の化石
 3 黒い白鳥
 4 偽りの墳墓
 5 宛先不明
 6 風の証言
1975
|
1976
立風書房
(全6巻)

1 ペトロフ事件、赤い密室、黒いトランク
2 りら荘事件、憎悪の化石
3 黒い白鳥、人それを情死を呼ぶ
4 砂の城、偽りの墳墓
5 死のある風景、宛先不明
6 積木の塔、風の証言、達也が嗤う
2 鮎川哲也短編推理小説選集
 1 五つの時計
 2 青い密室
 3 プラスチックの塔
 4 黒い版画
 5 新赤髪連盟
 6 写楽が見ていた
1978

1979
立風書房
(全6巻)
3 鮎川哲也名作選
 7 裸で転がる
 8 死が二人を別つまで
 9 金貨の首飾りをした女
 10 呼びとめる女
 11 囁く唇
 12 蝶を盗んだ女
 13 自負のアリバイ
1978

1979
角川文庫
(全7冊)
1963年から1969年までのほぼ全ての短編を収録

【短編集(東京創元社版)】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 五つの時計
―鮎川哲也短編傑作集〈1〉
1999 創元推理文庫403-1 北村薫編
鬼貫5編、星影4編
1 五つの時計 1957 光文社文庫「早春に死す 本格推理小説集 鬼貫警部事件簿」('07)
出版芸術社「不完全犯罪―鬼貫警部全事件〈2〉」('99)
鬼貫
2 白い密室 1958 光文社文庫「消えた奇術師」('07)
出版芸術社「青い密室―名探偵・星影龍三全集〈2〉」('96)
星影
3 早春に死す 光文社文庫「早春に死す 本格推理小説集 鬼貫警部事件簿」('07)
出版芸術社「不完全犯罪―鬼貫警部全事件〈2〉」('99)
鬼貫
4 愛に朽ちなん 鬼貫
5 道化師の檻 光文社文庫「悪魔はここに」('07)
出版芸術社「赤い密室―名探偵・星影龍三全集〈1〉」('96)
星影
6 薔薇荘殺人事件 光文社文庫「悪魔はここに」('07)
出版芸術社「青い密室―名探偵・星影龍三全集〈2〉」('96)
星影
7 二ノ宮心中
8 悪魔はここに 1959 光文社文庫「悪魔はここに」('07)
出版芸術社「青い密室―名探偵・星影龍三全集〈2〉」('96)
星影
9 不完全犯罪 1960 光文社文庫「早春に死す 本格推理小説集 鬼貫警部事件簿」('07)
出版芸術社「不完全犯罪―鬼貫警部全事件〈2〉」('99)
鬼貫
10 急行出雲 鬼貫
2 下り“はつかり”
―鮎川哲也短編傑作選〈2〉
1999 創元推理文庫403-2 北村薫編
鬼貫3編、星影1編
1 地虫 1949
2 赤い密室 1954 光文社文庫「消えた奇術師」('07)
出版芸術社「赤い密室―名探偵・星影龍三全集〈1〉」('96)
星影
3 碑文谷事件
(緋紋谷事件)
1955 光文社文庫「早春に死す 本格推理小説集 鬼貫警部事件簿」('07)
出版芸術社「碑文谷事件―鬼貫警部全事件〈1〉」('99)
鬼貫
4 達也が嗤う
(達也が笑う)
1956 光文社文庫「贈る物語 Mystery─九つの謎宮」('06)
出版芸術社「山荘の死―鮎川哲也コレクション 挑戦篇1」('06)
光文社「贈る物語 Mystery」('02)
5 絵のない絵本 1957
6 誰の屍体か 光文社文庫「早春に死す 本格推理小説集 鬼貫警部事件簿」('07)
出版芸術社「碑文谷事件―鬼貫警部全事件〈1〉」('99)
鬼貫
7 他殺にしてくれ
8 金魚の寝言
(ベッドの未亡人)
1959
9 暗い河 1961
10 下り“はつかり” 1962 光文社文庫「早春に死す 本格推理小説集 鬼貫警部事件簿」('07)
出版芸術社「不完全犯罪―鬼貫警部全事件〈2〉」('99)
鬼貫
11 死が二人を別つまで 1965

【出版芸術社版】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 山荘の死―鮎川哲也コレクション 挑戦篇1 2006 出版芸術社('06)
1 達也が嗤う
(達也が笑う)
1956 創元推理文庫403-2「下り“はつかり”―鮎川哲也短編傑作選〈2〉」
光文社文庫「贈る物語 Mystery─九つの謎宮」('06)
光文社「贈る物語 Mystery」('02)
2 ファラオの壷
3 ヴィーナスの心臓
4 実験室の悲劇
5 山荘の死
6 伯父を殺す
7 Nホテル・六〇六号室
8 非常口
9 月形半平の死
10 夜の散歩者
11 赤は死の色
12 新赤髪連盟
13 不完全犯罪
14 魚眠荘殺人事件
2 白馬館九号室―鮎川哲也コレクション 挑戦篇2 2006 出版芸術社('06)
1 白馬館九号室
2 ふり向かぬ冴子
3 花と星
4 貨客船殺人事件
5 尾行
6 茜荘事件
7 悪魔の灰
8 おかめ・ひょっとこ・般若の面
3 二つの標的―鮎川哲也コレクション 挑戦篇3 2006 出版芸術社('06)
1 ドン・ホァンの死
2 ポルノ作家殺人事件
3 砂の時計
4 葬送行進曲
5 詩人の死
6 死人を起す
7 二つの標的
8 七人の乗客
9 終着駅
10 占魚荘の惨劇
11 密室の妖光(特別収録)

【短編集(その他)】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 砂の時計 1974 毎日新聞社('74) 砂の時計
ヴィーナスの心臓
ドン・ホァンの死
薔薇荘殺人事件(星)
ポルノ作家殺人事件
悪魔はここに(星)
2 鮎川哲也自選傑作短篇集 1977 読売新聞社('77) 絵のない絵本
マガーロフ氏の日記
ああ世は夢か
人買い伊平治
小さな孔
かみきり虫
水のなかの目
皮肉な運命
まだらの犬

作家アルバム/ある日ある時
3 企画殺人 1978 集英社文庫('78) 錯誤
偽りの過去

墓穴
憎い風
尾のないねずみ
てんてこてん
4 ヴィーナスの心臓 1978 集英社文庫('78) 達也が嗤う
ファラオの壺
実験室の悲劇
薔薇荘殺人事件
山荘の死
悪魔はここに
ヴィーナスの心臓
5 密室殺人 1979 集英社文庫('79) 赤い密室
白い密室
青い密室
矛盾する足跡
海辺の悲劇
6 鮎川哲也初期コレクション〈1〉
 楡の木荘の殺人
1986 河出文庫('86) 月魄〔ツキシロ〕
地虫
楡の木荘の殺人
雪姫
ジュピター殺人事件
7 鮎川哲也初期コレクション〈2〉
 青いエチュード
1987 河出文庫('87) 山荘の一夜
黄色い悪魔
朝めしご用心

白昼の悪魔
青いエチュード
五つの時計
8 時間の檻 1987 光文社文庫('87) 五つの時計
白い密室
早春に死す
愛に朽ちなん
道化師の檻
悪魔はここに
不完全犯罪
9 硝子の塔 1987 光文社文庫('87) 赤い密室
碑文谷事件
達也が嗤う
誰の屍体か
金魚の寝言
他殺にしてくれ
暗い河
10 西南西に進路をとれ 1987 集英社文庫('87) ワインと版画
MF計画
濡れた花びら
猪喰った報い
地階ボイラー室
水難の相あり
西南西に進路をとれ
11 透明な同伴者 1988 集英社文庫('88) 透明な同伴者
写楽が見ていた
笑う鴉

パットはシャム猫の名
あて逃げ
12 葬送行進曲 1988 集英社文庫('88) 葬送行進曲
尾行
ポルノ作家殺人事件
詩人の死
赤は死の色
ドン・ホァンの死
死人を起す
新赤髪〈あかげ〉連盟
13 殺人歌劇〈第1幕〉 1990 青樹社('90) 絵のない絵本
マガーロフ氏の日記
ああ世は夢か
人買い伊平治
小さな孔
かみきり虫
水のなかの目
14 殺人歌劇〈第2幕〉 1991 青樹社('91) 皮肉な運命
まだらの犬
首(鬼貫もの)
首(別作品)
霧の湖
15 アリバイ崩し
─ベストミステリー短編集
2011 光文社文庫 北の女
汚点
時刻表五つのたのしみ(エッセイ)
下着泥棒
霧の湖
夜の疑惑
私の発想法(エッセイ)

【児童書 長編】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 悪魔博士 1958 光文社文庫('88)

【児童書 短編集】

No. 事件名 発表年 出版 備考
1 鳥羽ひろし君の推理ノート 1988 光文社文庫「悪魔博士」 シリーズ12編のうち「灰色の壁」「鯉のぼりの歌」を除く10編を収録
1 テープの秘密 1959
2 真夏の犯罪
3 幻の射手
4 クリスマス事件
5 冬来りなば 1960
6 油絵の秘密
7 幽霊塔
8 黒木ビルの秘密
9 ろう人形のナゾ
10 斑鳩の仏像 1961
2 少年探偵王 本格推理マガジン 特集・ぼくらの推理冒険物語 2002 光文社文庫 他作家とのアンソロジー
1 呪いの家 1962
2 空気人間
3 時計塔 1963

【参考】「鮎川哲也の論理 本格推理ひとすじの鬼」(三國隆三著・展望社)
 

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