青い外套を着た女 タイトル

青い外套を着た女

英題

-

発表年

1978

著者/解説

横溝正史/中島河太郎

カバーデザイン

杉本一文

ページ数

260

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 緑304-60
 さわやかな宵の銀座を楽しげに歩く若い男。どこの貴公子かと見まごうばかりの装いだが、彼はフランスから帰朝したばかりの無名の画家である。
 久しぶりの日本に浮かれていた彼は、やがて、知らぬ間にポケットに入っていた奇妙な紙切れに気がついた。そこには「日比谷公園の入口で青い外套を着た女に会いたまえ」と書いてある。何をする当てもない彼は、面白半分に日比谷公園へ行った。入口近くに真青なレインコートを着た美しい女が立っている。彼は女に話しかけた。だが、その瞬間から彼はとんでもない事件に巻き込まれてしまったのだ……。
 表題作ほか八篇を収録。

初版

1978年(260円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-130460-1

1 白い恋人

2 青い外套を着た女

3 クリスマスの酒場

4 木乃伊の花嫁

5 花嫁富籤

6 仮面舞踏会

7 佝僂(せむし)の樹

8 飾窓の中の姫君

9 覗機械倫敦綺譚(のぞきからくりろんどんきだん)

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