山名耕作の不思議な生活 タイトル

山名耕作の不思議な生活

英題

-

発表年

1977

著者/解説

横溝正史/中島河太郎

カバーデザイン

杉本一文

ページ数

293

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 緑304-47
 千住の船着き場から約五丁。広い市場の通りを抜けて家並みもまばらな田舎くさい町の片隅に、10度ばかり往来に傾いたみすぼらしい家がある。その家には、天井がわりに設えた奇妙な棚があった。これこそ、あの有名な奇人山名耕作の住まいである。 実際、彼は風変わりな男だった。洗いざらしの浴衣によれよれの帯を締めたその装いは、至極この部屋に調和する。だが、頭をきれいに刈り込み、顔もきれいにそり、爪にはマニキュアを施す凄じさ。その彼が恋愛をしているらしく、私は大変興味を持った……。
 探偵小説一筋に五十年、横溝文学の原点を探る初期短編傑作選(昭和編)!

初版

1977年

重版

1977年再版(300円)

入手

amazon

ISBN

4-04-130447-4

1 山名耕作の不思議な生活

2 鈴木と河越の話

3 ネクタイ綺譚

4 夫婦書簡文

5 あ・てる・てえる・ふいるむ

6 角男

7 川越雄作の不思議な旅館

8 双生児

9 片腕

10 ある女装冒険者の話

11 秋の挿話

12 二人の未亡人

13 カリオストロ夫人

14 丹夫人の化粧台

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