蔵の中・鬼火 タイトル

蔵の中・鬼火

英題

-

発表年

1975

著者/解説

横溝正史/中島河太郎

カバーデザイン

杉本一文

ページ数

274

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 緑304-21
─あっ! と叫んで代助が思わず棹を手許へ引いたのとほとんど同時だった。万造は、火傷で引きつった醜い顔を両手で覆ったまま、ずるずると沼地にすいこまれていった……。
湖畔の突端に、ただポツンと建っている荒廃したアトリエ。そこには、憎み合い呪い合って生きた従兄弟同士の、陰惨な運命の縮図があった。互いの胸の中につのる憎悪の炎と罠、相手がはまりこむのを嬉々として待つ醜怪な惨劇とは……。断末魔の叫びを聴くすさまじい復讐劇を描いた表題作、ほか傑作5編収録。

初版

1975年

重版

1981年21版(340円)

入手

amazon

ISBN


1 鬼火

2 蔵の中

3 かいやぐら物語

4 貝殻館綺譚

5 蝋人

6 面影双紙

Loading

TOPへ