出版 |
角川書店
角川文庫 き26-2 |
怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧─。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが……。
闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。小豆洗い、舞首、柳女─彼らが操るあやかしの姿は、人間の深き業への裁きか、弔いか─。世の理と、人の情がやるせない、物語の奇術師が放つ、妖怪時代小説、シリーズ第一弾! |