殺人鬼 タイトル

殺人鬼

英題

A Devilish Homicide

発表年

1990

著者/解説

綾辻行人/綾辻行人、大森望

カバーデザイン

装画 西口司郎/装幀 多田和博

ページ数

304(巻末に綾辻行人氏の著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

新潮社
新潮文庫 あ36-2
夏季合宿のため双葉山を訪れた親睦団体〈TCメンバーズ〉の一行。人里離れた山中での楽しいサマーキャンプは、突如出現した殺人鬼によって、阿鼻叫喚の地獄と化した。次々と殺されてゆく仲間たち……手足が切断され、眼球が抉りだされ、生首は宙を舞う! 血塗れの殺戮はいつまで続くのか? 殺人鬼の正体は?
驚愕の大トリックが仕掛けられた、史上初の新本格スプラッタ・ホラー。

初版

1996年

重版

1997年5版(466円)

入手

amazon

ISBN

4-10-138612-9

【感想】★

 書籍の解説文にあるとおりです。かなり残酷な描写がふんだんに登場するので、途中で読むのを止めたくなる方もおそらく出るでしょう。私もその口でした。館シリーズのイメージをひきずってこの作品を読むとかなりきついものがあります。ホラーが苦手な方は厳しい評価になるかもしれませんね。
 最後のトリックもちょっと現実味がなさすぎますし、ちょっと想像できないでしょう(苦笑)。最後で唸らせてくれるとまだよかったのですが、トリックもイマイチ共感できなかったので、この評価になりました。
 いずれにしても読む人によって間違いなく評価の分かれる作品だと思います。

Loading

TOPへ