シャーロック・ホームズ17の愉しみ タイトル

シャーロック・ホームズ17の愉しみ

原題

Seventeen Steps to 221B

発表年

1967

著者/訳者/解説

J・E・ホルロイド編/小林司・東山あかね/J・E・ホルロイド、小林司、東山あかね

カバーデザイン

粟津潔

ページ数

282(巻末に付録の試験問題・R・アイヴァ・ガン、初出一覧)

あらすじ(解説文)

出版

河出書房新社
河出文庫 525A
イギリスはホームズを生んだ国だけあって、シャーロッキアンも数多く、そうそうたるメンバーが顔をそろえている。たとえば本書に登場する、「熊のプーさん」のA・A・ミルン、推理作家のドロシー・セイヤーズ、ディクスン・カーなどもそうだ。彼らはホームズ物語と作者ドイルをめぐって薀蓄を傾け、多彩な話題をくりひろげる。本書はその有名なエッセイを集めた古典的なアンソロジーである。

初版

1988年(500円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-309-46053-4

1 【パスティシュ】デトフォドの恐怖 (エイドリアン・コナン・ドイル)
   (The Adventure of the Deptford Horror)

2 【パロディー】ホームズの日記より (モーリス・ベアリング)
   (From the Diary of Sherlock Holmes)

3 【パロディー】ワトスン先生大いに語る (A・A・ミルン
   (Dr. Watson Speaks Out)

4 【研究】「ホームズ物語」についての文学的研究 (ロナルド・A・ノックス
   (Studies in the Literature of Sherlock Holmes)

5 【批評】事件発生年代に関する問題 (S・C・ロバーツ)
   (The Chronological Problem)

6 【伝記】ワトスン医師 (デズモンド・マッカーシー)
   (Dr. Watson)

7 【研究】「赤髪組合」に書かれている日付について (ドロシー・セイヤーズ
   (The Dates in the Red-Headed League)

8 【ワトスン伝】「深靴をもってこさせてくれ」 (アーサー・マーシャル)
   ("Ring for Our Boots")

9 【告白】ホームズ研究書について─正典派の信仰 (バーナード・ダーウィン)
   (Sherlockiana: The Faith of a Fundamentalist)

10 【追悼記】シャーロック・ホームズ逝く (E・V・ノックス)
   (The Passing of Sherlock Holmes)

11 【パスティシュ】才能ある素人探偵の事件 (J・C・マスターマン)
   (The Case of the Gifted Amateur)

12 【研究】青いガーネットのたどった道筋 (ギャヴィン・ブレンド)
   (The Route of the Blue Carbuncle)

13 【エッセイ】「もう一杯貰おうか、ワトスン!」 (ジョン・ディクスン・カー
   ("Another Glass, Watson!")

14 【さし絵評論】「依頼人が階段を登ってきたよ」 (ジェイムズ・エドワード・ホルロイド)
   ("Our Client's Foot upon the Stair")

15 【パスティシュ】甥が語るモリアーティ死亡の秘話 (W・S・ブリストウ)
   (The Truth about Moriarty)

16 【研究】一八九一年四月から一八九四年四月まで (ロード・ドネガル)
   (April 1891-April 1894)

17 【研究】ベイカー街の裏庭 (バーナード・デイヴィース)
   (Back Yard of Baker Street)


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