ナポレオン・ソロ5/人類抹殺計画 タイトル

ナポレオン・ソロ5/人類抹殺計画

原題

The Dagger Affair

発表年

1965

著者/訳者/解説

デイヴィッド・マクダニエル/一ノ瀬直二/明記なし

カバーデザイン

MGM映画「0011ナポレオン・ソロ・シリーズ」第四作より

ページ数

205(巻末「スラッシュと手を握ったソロとイリヤ」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ945
イリヤはふと目をさますと、アパートのなかの異様な空気を感じとった。しずかに寝返りをうち、拳銃を手に隣室へしのび寄っていった。奇妙な怪物がいた。巨大な目が三つ、虫の触角めいたものが二つ。大きなマスクのようなヘルメットをかぶった男だった。イリヤは男の背後に近づくと、男は一瞬ギクリとしたが、やがてイリヤの拳銃を前に、奇妙な言葉を吐いた。つぎの瞬間、なにかが窓からパッと飛びこみ、絨緞の上で音もなく爆発した。イリヤはしだいに気が遠くなり、ゆっくりと床に倒れていった。……
一方、アンクル本部は、永遠の宿敵スラッシュが最近ぜんぜん動きをみせないことに、かえって不安を感じていた。嵐の前のしずけさなのか?─だが、ナポレオン・ソロと眠りからさめたイリヤが、スラッシュの西部地区の動向をさぐるべく、サンフランシスコに飛んだとき、二人は一瞬のすきに捕われの身となってしまった。しかもスラッシュ一味は、イリヤのアパートを襲ったのは自分らのしわざではないといい、執拗になぞの奇怪な組織〈ダガー〉のことを二人から知ろうとしていたのだ……スラッシュさえも怖れるダガー─人類の抹殺を図るダガーとは、いったい何か? アンクル、スラッシュ、ダガーが、三つどもえとなって展開する戦慄のナポレオン・ソロ・シリーズ第5弾!

初版

1966年(260円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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