ビスケーン湾の殺人 タイトル

ビスケーン湾の殺人

原題

Blood on Biscayne Bay

発表年

1946

著者/訳者

ブレット・ハリデイ/片岡啓治

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

185

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ639
秋も深まった11月の末─私立探偵マイケル・シェーンは、ビスケーン湾を見下ろすアパートで久しぶりの休暇をひとり楽しんでいた。ある日、彼はアパートに若い女の訪問を受けた。その女─クリスティン・ハドソンはシェーンの死んだ妻フィリスの大学時代の親友で、つい1ヵ月ほど前にマイアミの事業家と結婚したのだ。その訪問の目的というのは─最近彼女はアーノルド・バービゾンという賭博師から1万ドルの借金をしたのだったが、その返済期日が今夜に迫っていた。夫には内緒なので知られると困る。そこで、彼女の真珠の首飾りをかたに1万ドルをつくり、アーノルドに払ってもらいたいというのだった……。
シェーンは早速アーノルドの賭博場へ行き、その借用証を彼からまんまと取りあげた。その帰り、彼は賭博場から未知らぬブロンド女をタクシーに同乗させてやったのだが─行先をたずねるとその女は、クリスティンの家の番地を告げた。不審に思いつつも、彼はその女を送ってやった。そしてその翌朝─問題の借用証をクリスティンのもとに届けたシェーンは、彼女の女中がビスケーン湾から死体となって発見されたことを知った。しかもその女中は、昨日のあのブロンド女だった!

初版

1961年(160円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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