メグレと老外交官の死 タイトル

メグレと老外交官の死

原題

Maigret et les vieillards

発表年

1960

著者/訳者/解説

ジョルジュ・シムノン/長島良三/長島良三

カバーデザイン

水野良太郎

ページ数

227

あらすじ(解説文)

出版

河出書房新社
メグレ警視シリーズ41
外務省からの突然の要請をうけて、メグレはサン=ドミニック通りに駆けつける。七十八歳の元外交官サン=ティレール伯爵の死体が自宅で発見されたのだ。発見者は伯爵に四十年来仕えてきた老女中のジャケット。伯爵は数発の拳銃弾をうけて、書斎で死んでいた。至近距離から頭部に命中した一発が致命傷で、ほぼ即死と推定される。ところが腹部になお三発の弾をうけていた。犯人はあたりに散らばった薬莢まで残らず拾い集めて立ち去っており、痕跡はまったく遺していない。十九世紀の遺物のような人物が登場し、動機も手掛りも欠いたこの状況に、メグレは困惑する。

初版

1980年
1984年新装版(680円)

重版

入手

amazon

ISBN

なし

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