鋭い人間観察眼で犯罪者の心理を見抜く達人

FRA ジュール・メグレ警視
(Commissaire Jules Amèdèe François Maigret)

ジュール・メグレ警視

男の首 黄色い犬
「男の首 黄色い犬」
(1930、1931年)
(東京創元社)

 ベルギーの人気推理小説家ジョルジュ・シムノンが生み出したフランスの警察官探偵。

 最初は医者になるつもりでナントの医学校に入りますが中退し、パリで巡査になり18地区のサンジョルジュ地区警察署の署長秘書を務めます。

 その時友人の紹介で知り合ったルイーズと結婚。5ヶ月目に手柄を立てて26歳の時にパリ警視庁司法警察局に配属されます。
その後警視を経て1931年には警視長にまで昇進。定年退職後は妻と静かな日常を送りました。

 身長180センチ、体重100キロで肩幅が広くどっしりとした印象を受け、いつも口元にパイプを加え、両手を背広のポケットに突っ込んでいるのが癖です。

 またパイプたばこが大好きで、いつも5から6本のパイプを警察の自分のデスクに置いているほどです。そして年中ビールやワインやカルヴァドスなどの酒を飲むほどの酒好きでもあります。

モンマルトルのメグレ
「モンマルトルのメグレ」
(1950年)
(河出書房新社)

 メグレは決して天才型・超人型の探偵ではありませんが、何よりも長年に渡って犯罪者と出会い、彼らの生活意識や発想法について学んできた豊富な経験があります。

 そしてその中から得た鋭い人間観察力が何よりの武器であり、常に犯罪者の視点に立って事件を考え難事件を解決に導いていくのが彼の捜査手法です。

 このメグレ警視のシリーズについては、書かれた時期を踏まえた上で大きく分けて3期に分かれるといわれています。

 まず第1期が、1931年発表の「怪盗レトン」から「幕を閉じてから」までの1933年までに発表された長編19作品で、「男の首」をはじめこの時期の作品が世界的にもかなり高い評価を得ています。

 その次が1942年の中編集「帰ってきたメグレ」から、1944年にかけてガリマール社から刊行された主に中短編を中心に発表した作品群で、この数年間が第2期になります。

メグレ罠を張る
「メグレ罠を張る」
(1955年)
(早川書房)

 更に1945年中編「メグレのパイプ」を発表以後、アメリカ、カナダに移り住んで執筆活動を続け、フランス、スイスに戻って1972年「メグレ最後の事件」を発表するまでの時期が第3期と位置づけられ、この時期の作品は全てプレス・ド・ラ・シテ社から刊行されています。


■原作■

ジョルジュ・シムノン
(Georges Simenon ベルギー 1903-1989)


■人物ファイル■

誕生年
1887年、フランス中部ムーランから少し離れたサンフィアクル村に生まれる
住所
パリ区、リシャール・ルノアール大通り130番の古いアパルトマン
身長
5フィート11インチ
趣味
映画鑑賞(西部劇・喜劇)、夫人との散歩
好きな物
パイプ煙草、酒
愛用品
つばの幅の狭い黒のフェルト帽、ビロード襟の厚手のトレンチコート、上質な服地のスーツにサスペンダー式のズボン
協力者
妻のルイーズ
部下のリュカ、ジャンヴィエ、ラポワント、ムルス
ライバル
予審判事コメリオ
事件簿
75長編28中短編の計113編といわれている

■事件ファイル■

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 怪盗レトン
(メグレ対怪盗)
(怪盗二つの顔)
1929 角川文庫503-4
創元推理文庫191('60)
旺文社文庫('78)
東都書房 世界推理小説大系20('63)
別冊宝石95('60)
探偵倶楽部'54.2
中学二年コース'62.2付録 中学生ワールド文庫(抄訳)
刊行順では5番目
2 死んだギャレ氏
(ロアール館)
1930 創元推理文庫250('61)
春秋社('37)
刊行順では1番目
3 サン・フォリアン寺院の首吊人
(サン・フォリアンの首吊り男)
(聖フォリアン寺院の首吊男)
角川文庫503-1
中央公論社 世界推理小説名作選('62)
別冊宝石32('53)
雄鶏社 雄鶏みすてりーず10('50)
京北書房('46)
4 メグレと運河の殺人
(水門の惨劇)
(運河の秘密)
河出書房 メグレ警視シリーズ45('79)
京北書房('52)
京北書房('47)
5 男の首
(或る男の首)
(モンパルナスの夜)
創元推理文庫139-1「男の首 黄色い犬」
旺文社文庫
角川文庫('63)
新潮文庫
HPB232
中央公論社 世界推理小説名作選('62)
東京創元社 世界推理小説全集19('56)
雄鶏社 雄鶏みすてりーず2('50)
京北書房('47)
EQアンケート82位
6 黄色い犬 1931 創元推理文庫139-1「男の首 黄色い犬」
旺文社文庫('71)
角川文庫('63)
東京創元社 世界推理小説全集19('56)
雄鶏社 雄鶏みすてりーず1('50)
黒白書房 世界探偵傑作叢書11('36)
7 メグレと深夜の十字路
(深夜の十字路)
河出書房 メグレ警視シリーズ46('80)
HPB119
8 オランダの犯罪 創元推理文庫214('60)
宝石'53.11(8-13)
9 港の酒場で
(ニュー・ファウンドランドで逢おう)
創元推理文庫248('61)
旺文社文庫('77)
別冊宝石103('60)
10 ゲー・ムーランの踊子
(リエージュの踊子)
創元推理文庫139-3「ゲー・ムーランの踊子 三文酒場」
京北書房('46)
春秋社('37)
11 三文酒場 創元推理文庫139-3「ゲー・ムーランの踊子 三文酒場」
12 霧の港のメグレ
(霧の港)
河出書房 メグレ警視シリーズ47('79)
HPB165
13 影絵のように
(メグレと死者の人影)
(影絵)
創元推理文庫252
河出書房 メグレ警視シリーズ48('80)
探偵倶楽部'54.10
14 サン・フィアクル殺人事件
(サン・フィアクルの殺人)
1932 創元推理文庫139-5
15 メグレ警部と国境の町 創元推理文庫236('61)
16 メグレを射った男
(ぺルジュラックの狂人)
河出書房 メグレ警視シリーズ42('79)
17 Liberty-Bar
自由酒場
春秋社('36)
サイレン社「倫敦から来た男」('36)
18 第一号水門 1933 創元推理文庫139-2「13の秘密 第一号水門」
創元推理文庫307('63)
19 メグレ再出馬
(幕を閉じてから)
河出書房 メグレ警視シリーズ49('80)
探偵倶楽部('54)
第1期最終作
20 メグレと死んだセシール 1939 EQ'91.11(84)
21 メグレと超高級ホテルの地階
(マジェスディックの酒蔵)
EQ'95.5(105)
22 メグレと判事の家の死体 EQ'88.3(62)
23 メグレと謎のピクピュス 1941 EQ'83.7(34)
24 メグレと死体刑事 読売新聞社 フランス長編傑作ミステリー傑作集3('86)
25 メグレと奇妙な女中の謎
(フェリシーがそこに)
EQ'86.5(51)
26 メグレ激怒する
(メグレ激怒す)
1945 河出文庫('88)
EQ'85.1
以下第3期
27 メグレ、ニューヨークへ行く
(メグレ氏ニューヨークへ行く)
1946 河出文庫9('01)
河出書房 メグレ警視シリーズ10('77)
28 メグレのバカンス
(メグレの休暇)
1947 河出書房 メグレ警視シリーズ50('80)
HPB(シメノン選集)808('55)
29 メグレと殺人者たち 河出文庫1 新装版('00)
河出文庫('82)
河出書房 メグレ警視シリーズ1('76)
30 メグレの初捜査 1948 河出書房 メグレ警視シリーズ11('77)
31 メグレ式捜査法 1949 河出書房 メグレ警視シリーズ13('77)
32 メグレ保安官になる 河出書房 メグレ警視シリーズ39('79)
33 メグレ夫人と公園の女 1950 河出書房 メグレ警視シリーズ12('77)
34 メグレの回想録 早川書房 世界ミステリ全集9('73)
EQMM'64.4-6
35 メグレと老婦人 早川文庫16-1
HPB622
HPB(シメノン選集)806('56)
36 モンマルトルのメグレ 河出文庫3 新装版('00)
河出文庫('82)
河出書房 メグレ警視シリーズ7('77)
37 メグレ夫人のいない夜
(下宿のメグレ)
1951 河出書房 メグレ警視シリーズ21('78)
38 メグレと消えた死体 河出文庫5 新装版('00)
河出文庫('84)
河出書房 メグレ警視シリーズ14('77)
39 メグレと生死不明の男
(メグレと無愛想な刑事と殺し屋たち)
(かわいそうな娘)
(メグレとロニョンとギャングたち)
1952 講談社文庫('78)
HMM'68.3-5
中学二年コース'65.12付録 中学生ワールド文庫(抄訳)
40 メグレの拳銃 河出書房 メグレ警視シリーズ38('79)
41 メグレとベンチの男 河出書房 メグレ警視シリーズ15('77)
42 メグレの途中下車 1953 河出書房 メグレ警視シリーズ4('76)
43 メグレ間違う
(メグレの失敗)
河出文庫7('00)
河出書房 メグレ警視シリーズ2('76)
HMM'67.7
44 メグレと田舎教師 河出書房 メグレ警視シリーズ24('78)
45 メグレと若い女の死 1954 HPB1188
EQMM'65.9-11
46 メグレと政府高官 河出書房 メグレ警視シリーズ16('77)
47 メグレ罠を張る 1955 早川文庫16-2
HPB408
48 メグレと首無し死体 河出文庫6('00)
河出書房 メグレ警視シリーズ8('77)
49 メグレの失態 1956 河出書房 メグレ警視シリーズ44('79)
50 メグレ推理を楽しむ 河出書房 メグレ警視シリーズ43('79)
51 メグレとかわいい伯爵夫人 1957 河出書房 メグレ警視シリーズ40('79)
52 メグレと火曜の朝の訪問者 河出文庫2 新装版('00)
河出文庫('83)
河出書房 メグレ警視シリーズ3('76)
53 メグレと口の固い証人たち 1958 河出文庫4 新装版('00)
河出文庫('83)
河出書房 メグレ警視シリーズ6('76)
54 メグレの打明け話 1959 河出書房 メグレ警視シリーズ23('78)
55 重罪裁判所のメグレ 河出書房 メグレ警視シリーズ17('77)
56 メグレと老外交官の死 1960 河出書房 メグレ警視シリーズ41('79)
57 メグレと優雅な泥棒 1961 河出書房 メグレ警視シリーズ18('77)
58 メグレと善良な人たち 河出書房 メグレ警視シリーズ29('78)
59 メグレと妻を寝とられた男 1962 河出書房 メグレ警視シリーズ22('78)
60 メグレとルンペン 河出書房 メグレ警視シリーズ37('79)
61 メグレと殺された容疑者 河出書房 メグレ警視シリーズ19('78)
62 メグレと幽霊 1963 河出文庫8('01)
河出書房 メグレ警視シリーズ5('76)
63 メグレたてつく 1964 河出文庫10('01)
河出書房 メグレ警視シリーズ9('77)
64 メグレと宝石泥棒 1965 河出書房 メグレ警視シリーズ20('78)
65 メグレと賭博師の死 1966 河出書房 メグレ警視シリーズ34('79)
66 メグレの財布を掏った男 河出書房 メグレ警視シリーズ25('78)
67 メグレとリラの女 1967 河出書房 メグレ警視シリーズ31('78)
68 メグレと殺人予告状 1968 河出書房 メグレ警視シリーズ35('78)
69 メグレの幼な友達 河出書房 メグレ警視シリーズ30('78)
70 メグレと録音マニア 1969 河出書房 メグレ警視シリーズ27('78)
71 メグレとワイン商 河出書房 メグレ警視シリーズ33('78)
72 メグレと老婦人の謎 1970 河出文庫11('01)
河出書房 メグレ警視シリーズ28('78)
73 メグレとひとりぼっちの男 1971 河出書房 メグレ警視シリーズ26('78)
74 メグレと匿名の密告者 河出書房 メグレ警視シリーズ32('78)
75 メグレ最後の事件 1972 河出書房 メグレ警視シリーズ36('78)

【中短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Les Nouvelles Enquetes de Maigret
(メグレ最新の事件簿)
1944 角川文庫「メグレ夫人の恋人
角川文庫「メグレの退職旅行
(12,17-19を除く)
1,2,3,5,6,7,9,10,13
4,8,11,14,15,16
1 首吊り船 1938 集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
角川文庫「メグレ夫人の恋人」
HMM'72.12
2 ボーマルシェ大通りの事件
(メグレと若い女)
角川文庫「メグレ夫人の恋人」
EQMM'63.5
3 開いた窓 角川文庫「メグレ夫人の恋人」
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿2」('86)
4 月曜日の男 集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
角川文庫「メグレの退職旅行」
HMM'81.2
5 停車─五十一分間
(ジューモン、51分の停車)
角川文庫「メグレ夫人の恋人」
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿1」('86)
別冊宝石123('63)
6 死刑 角川文庫「メグレ夫人の恋人」
7 蝋のしずく
(蝋の涙)
集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
角川文庫「メグレ夫人の恋人」
EQMM'64.1
8 ピガール通り 角川文庫「メグレの退職旅行」
HMM'80.4
9 メグレの失敗
(メグレの誤ち)
角川文庫「メグレ夫人の恋人」
10 メグレ夫人の恋人 角川文庫「メグレ夫人の恋人」
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿2」('86)
EQMM'64.2
11 バイユーの老婦人 角川文庫「メグレの退職旅行」
EQMM'60.2
12 メグレと溺死人の宿
(水死人の宿)
集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
講談社文庫「メグレ警視のクリスマス」('78)
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿1」('86)
HMM'77.2
13 殺し屋スタン
(殺し屋)
角川文庫「メグレ夫人の恋人」
HPB1819「天外消失 世界短篇傑作集
早川書房 世界ミステリ全集18「37の短篇」('73)
EQMM'63.12
14 ホテル《北極星》
(北の星)
集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
角川文庫「メグレの退職旅行」
パシフィカ 名探偵読本2「メグレ警視」('78)
15 メグレの退職旅行
(海峡のメグレ)
角川文庫「メグレの退職旅行」
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿3」('86)
EQ'79.3
16 マドモアゼル・ベルトとその恋人
(メグレとおびえるお針娘)
角川文庫「メグレの退職旅行」
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿3」('86)
HMM'73.9
17 Le notaire de chateauneuf
メグレと消えたミニアチュア
(シャトーヌフの公証人)
HMM'73.9
18 L'improbable M. Owen
メグレと消えたオーエン氏
HMM'90.3
19 メグレとグラン・カフェの常連 集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
EQ''90.1(73)
2 La Pipe de Maigret
(メグレのパイプ)
1947 - 長編「メグレ激怒する」を含めた全2編
1 メグレのパイプ
(メグレ警視のパイプ)
(メグレの煙管)
1945 講談社文庫「メグレ警視のクリスマス」('78)
HPB253「名探偵登場4」('56)
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿3」('86)
HMM'78.2
3 メグレと無愛想な刑事 1947 HPB370
1 メグレと無愛想な刑事 1946
2 児童聖歌隊員の証言 河出書房「サンタクロースの贈物」('79)
3 世界一ねばった客 光文社文庫「クイーンの定員 IV」('92)
4 誰も哀れな男を殺しはしない
4 メグレとしっぽのない子豚 1950 HPB(シメノン選集)807('55) 全9編
1 街を行く男
(街中の男)
1939 集英社文庫 世界の名探偵コレクション6「メグレ警視」('97)
早川文庫102-1「街中の男」
HMM'84.2
2 愚かな取引
(競売の前夜)
(死のロウソク競売)
創元推理文庫169-4「ディナーで殺人を/下」('98)
HMM'84.8
5 Un Noël de Maigret
(メグレのクリスマス)
1950 - 全3編
1 メグレ警視のクリスマス 1950 光文社文庫「クリスマスに捧げるミステリー」('93)
講談社文庫「メグレ警視のクリスマス」('78)
偕成社文庫「メグレ警視の事件簿1」('86)
EQ'78.1
2 Sept petites croix dans un carnet
手帳の小さな十字印
(メグレとパリの通り魔)
1951 偕成社文庫「メグレ警視の事件簿2」('86)
HMM'81.11

【その他の邦訳中短編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 死の脅迫状 1942 EQ'98.11(126)

【日本で独自編纂の短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 メグレ警視のクリスマス 1978 講談社文庫 全3編
2 メグレ警視の事件簿1 1986 偕成社文庫4062 全3編
3 メグレ警視の事件簿2 偕成社文庫 メグレ夫人の恋人
開いた窓
メグレとパリの通り魔
4 メグレ警視の事件簿3 偕成社文庫 メグレ警視のパイプ
メグレの退職旅行
マドモアゼルベルトとその恋人
5 メグレ警視 1997 集英社文庫 世界の名探偵コレクション6 全7編

【オムニバス】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Maigret Revient
(メグレ帰る)
1942 - 長編「メグレと死んだセシール」「メグレと超高級ホテルの地階」「メグレと判事の家の死体」の3編を収録
2 Signé Picpus 1944 - 全7編でメグレものは長編「メグレと謎のピクピュス」「メグレと死体刑事」「メグレと奇妙な女中の謎」の3編を収録

【研究書】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 シムノンとメグレ警視 1977 河出書房新社('80) ジル・アンリ著
アカデミー・フランセーズ賞('78)
2 メグレ警視 1978 読売新聞社 長島良三著
3 名探偵読本2 メグレ警視 パシフィカ 長島良三編

【参考】「シムノンとメグレ警視」(ジル・アンリ著)(河出書房新社)
「名探偵コナン 第5巻」(小学館)
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