セイレーンは死の歌をうたう タイトル

セイレーンは死の歌をうたう

原題

 The Sirens Sang of Murder

発表年

 1989

著者/訳者/解説

 サラ・コードウェル/松下祥子/松下祥子

カバーデザイン

 勝呂忠

ページ数

 226（巻末にコードウェルの日本の読者あてメッセージと著作リスト）

あらすじ（解説文）

出版

 早川書房
ハヤカワポケットミステリ1575		 リンカーンズ・イン法曹学院の弁護士カントリップは、あきれてものも言えなかった。信託の運用をまかされていた一流の受託人グループが、九百万ポンドもの信託財産の相続人の名前を紛失してしまうとは！
問題の信託は税金対策のためチャネル諸島に設置されており、相続人の名前は五人の受託者のうち弁護士のグリンしか知らなかった。ところがグリンは、別の信託の会合でケイマン諸島を訪れた際、謎めいた溺死を遂げてしまったのである。あわてた受託人の面々はチャネル諸島で会合を開き、助言を求めてカントリップを招いた。だが、ロンドンに陣取ったテイマー教授と若手弁護士たちがカントリップの送ってくるテレックスで事態の推移を刻一刻と見守るなか、またしても事故が……。
信託メンバーをつぎつぎと襲う不可解な謎の死を、テイマー教授がテレックスで送られてくる情報をもとに鮮やかに解き明かす！　アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作。

初版

 1991年（900円）

重版

入手

 amazon

ISBN

 4-15-001575-9

TOPへ