乙女の悲劇 タイトル

乙女の悲劇

原題

A Sleeping Life

発表年

1978

著者/訳者/解説

ルース・レンデル/深町眞理子/深町眞理子

カバーデザイン

杉本典巳

ページ数

298(巻末にレンデルの著作リスト)

あらすじ(解説文)

出版

角川書店
角川文庫 赤541-4
 その日ウェクスフォード警部は珍しく早く帰宅したのだが、女の刺殺体発見の報で、現場に呼びだされた。
 潅木の茂みに横たわるのは、派手な装いの中年の女で、厚化粧の死顔に嘲るような薄笑いを浮かべていた。
 被害者は20年前にこの町を出たローダ・コンフリーという女だった。 だが手掛かりはそこでぷつりと切れた。 住居はロンドンらしいのだが、住所も、何をしているのかも、身内のものすら知らなかった。 新聞に写真が出たが、知り合いと名乗り出る者もいない。
考えられるのは一つ、偽名を用いていたことだ。 だが何のために? ローダの隠された生活とは何だったのか? ”幻の女”を相手にウェクスフォードの捜査は二転三転と難航する……。

初版

1983年(460円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-04-254104-6

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