子供の悪戯 タイトル

子供の悪戯

原題

Child's Play

発表年

1987

著者/訳者/解説

レジナルド・ヒル/秋津知子/秋津知子

カバーデザイン

勝呂忠

ページ数

366

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワポケットミステリ1536
遺産は1944年にイタリア戦線で従軍中に行方不明となった一人息子のアレグザンダーへ─大富豪ヒュービイ家の未亡人が残した風変わりな遺書に、彼女の埋葬に立ち会っていた親戚一同は、胸のうちに秘めた驚きと悔しさを隠しきれなかった。と、そのとき、もっと驚くことが起こった。とつぜn一人の男が現われ、墓穴のそばにひざまずくと、「ママ!」と叫んだのだ。
これにショックを受けたのは、家族の者だけではなかった。アレグザンダーが90歳の誕生日までに戻ってこなければ遺産の三分の一ずつもらえるはずの三団体も、事の成り行きを固唾を飲んで見守っていた。はたして男は本物のアレグザンダーなのか? ヒュービイ家の弁護士から個人的に相談を受けたダルジール警視だったが、調査を開始する間もなく、事態は殺人事件へと発展した!
新本格派の旗手ヒルが、鋭い人間関係、皮肉とウイットに富んだ文体で遺産相続をめぐる争いを描く本格大作。

初版

1989年(1100円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-001536-8

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