早川書房の4月の新刊情報が発表される。注目はポケミスで刊行されるポール・ドハティの「教会の悪魔」。エリス・ピーターズやリンゼイ・デイヴィスとともに歴史ミステリの御三家として有名な作家で、近年まで長編の邦訳がなかったのだが、2006年にポケミスで「白薔薇と鎖」が刊行されて以来、東京創元社からも2冊が邦訳され、今回が4作目の長編の邦訳となる。
そして今回主人公を務めるのは密偵のヒュー・コーベットで初めての邦訳となる。創元社の2冊はアセルスタン修道士もので、「白薔薇」はロジャー・シャーロットものであった。新シリーズの開幕に注目したい。他にもハードボイルドの巨匠ロバート・B・パーカーのサニー・ランドル・シリーズの「殺意のコイン」やアーロン・エルキンズのスケルトン探偵ことギデオン・オリヴァー教授ものの最新作「骨の城」なども要注目である。
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