ショウほど素敵な犯罪はない アメリカ探偵作家クラブ傑作選(11) タイトル

ショウほど素敵な犯罪はない アメリカ探偵作家クラブ傑作選(11)

原題

Murder on the Aisle

発表年

1987

著者/訳者/解説

メアリ・ヒギンズ・クラーク編/大村美根子・猪俣美江子・他/K

カバーデザイン

和田誠

ページ数

390(巻末「作家紹介」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリ文庫
80-13
演劇評論家ジャドスンは、50年前に一度命を狙われたことがあった。今、深夜に一人で原稿を書いている彼を、老練な俳優スピーヴィーが訪ねてきた。そして、かつての狙撃未遂事件の犯人は自分だ、演技を酷評された恨みからやったのだと、冷たい声で告げたのだ。ジャドスンは震えあがった。スピヴィーは、今になって50年も前の恨みをはらそうというのか? それとも他に目的が?……一つの劇評が招いた悲喜劇を描く、上記「イーストポートでの再演」をはじめ、映画、奇術、音楽などエンターテインメントの世界に材をとった、人目をあざむく15の犯罪。

初版

1989年(540円)

重版

入手

amazon

ISBN

4-15-074163-8

まえがき メアリ・ヒギンズ・クラーク

1 イーストポートでの再演 (ジョン・L・ブリーン
   (Revival in Eastport)

2 決断の時 (スタンリイ・エリン
   (The Moment of Decision)

3 とどめの一発 (ロン・グーラート)
   (It Was Bad Enough)

4 プリンセスの死 (ジョイス・ハリントン)
   (Death of a Princess)

5 くちびるは災いのもと (ローレンス・トリート
   (A Slip of the Lip)

6 ペナルティー (ジェラルド・トムリンスン)
   (Snookered)

7 最後の脱出 (ヘンリイ・スレッサー
   (The Last Escape)

8 ニューヨーク、ニューヨーク (トマス・アドコック)
   (New York, New York)

9 フィルムの切れ目 (ジョン・F・スーター)
   (A Break in the Film)

10 レオポルド警部、ドッグ・レースへ行く (エドワード・D・ホック
   (Captain Leopold Goes to the Dogs)

11 アップル・ボウのぼた山 (ジョーン・リクター)
   (The Waste Pile at Apple Bow)

12 土曜の影 (ウィリアム・F・ノーラン)
   (Saturday's Shadow)

13 ネル・クウィグリー二重殺人事件、あるいは殺人のふたつの解釈 (J・F・ピアス)
   (The Double Death of Nell Quigley or, Two Views of a Murder)

14 芸術家の悦び (アイザック・ローマン)
   (The Enjoyment of an Artist)

15 でかしたぞ、愛しき女よ (ベティ・ブキャナン)
   (Gee Whiz, My Lovely)


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