USA 検屍官 ケイ・スカーペッタ
(Dr. Kay Scarpetta)

検屍官
「検屍官」
(1990年)
(講談社)

 女流推理小説家パトリシア・コーンウェルの生み出したアメリカの女性検屍官。初登場時は40歳でしたが、作品を重ねるごとに年齢も重ねていきます。マイアミのイタリア系のカトリックの中流家庭に生まれ、医学博士号、弁護士、病理学を習得したのエリート。

 その風貌は髪はシルヴァーブロンドをショートにし、青い瞳にきりっとした顔立ちの美人で、彼女のキャラクターや生き方は多くの女性読者の共感を呼び人気を集めています。

 その捜査方法は検屍局長の肩書どおり最新のハイテク技術を駆使した科学捜査が中心であり、リッチモンド市警察のピート・マリーノ刑事とは度々衝突しますが、やがてお互いをプロとして尊重しあうようになります。

 他にも彼女の姪である天才的な頭脳を持つルーシーは実の親のように彼女を慕い、並外れたコンピュータの知識などで事件の解決にも重要な役回りを果たします。


■原作■

パトリシア・コーンウェル
(Patricia Daniels Cornwell 米 1956- )


■人物ファイル■

職業
アメリカバージニア州検屍局長
FBI捜査支援課のコンサルタント
ATF(アルコール、タバコ、火器局)の顧問法医学者)、弁護士資格も取得
学歴
セント・マイケル、聖母アカデミーを経てコーネル大学、ジョンズ・ホプキンズ大医学部、ジョージタウン大のロースクールを卒業
住居
バージニア州リッチモンド市
趣味
ガーデニング、音楽鑑賞(クラシック、エルヴィス・プレスリー)
特技
料理(特にイタリア料理)
好きな物
タバコ、ブラックコーヒー、ステーキ(ミディアムレア)、酒(スコッチウィスキー)
愛用品
愛車のメルセデス・ベンツのセダン
黒い医療バッグ
協力者
姪のルーシー・ファリネリ(彼女の母親で妹の児童文学作家ドロシーとは仲が悪くケンカが絶えない)
リッチモンド市警察ピート・マリーノ刑事

■事件ファイル■

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
検屍官 1990 講談社文庫33-1 MWA賞新人賞('91)
CWA賞新人賞('90)
マカヴィティ賞
アンソニー賞
EQアンケート82位
証拠死体 1991 講談社文庫33-2
遺留品 1992 講談社文庫33-3
真犯人 1993 講談社文庫33-4 CWA賞ゴールド・ダガー賞('93)
死体農場 1994 講談社文庫33-5
私刑 1995 講談社文庫33-6
死因 1996 講談社文庫33-7
接触 1997 講談社文庫33-8
業火 1998 講談社文庫33-10
10 警告 1999 講談社文庫33-12
11 審問 2000 講談社文庫33-13・14(上下)
12 黒蠅 2003 講談社文庫33-17・18(上下)
13 痕跡 2004 講談社文庫33-19・20(上下)
14 神の手 2005 講談社文庫33-23・24(上下)
15 異邦人 2007 講談社文庫33-26・27(上下)