出版 |
早川書房
ハヤカワミステリ文庫
23-4 |
コパー・キャニオンは小さな町だが、夜間外出禁止令が施行されていた。深夜、恋人の許で時を費しすぎた一人の男が、警官に見つからないことを祈りつつ足早に家路についていた。彼はふと気がついた。銀行に灯りがともり、男の影が……銀行強盗だ! 男は先刻まではいないことを願っていた警官の姿を求めた。やがて現われた警官の手には拳銃が握られ、顔は黒い頭巾に被われていた……。
パーカーとその一味が企てた大胆極まる襲撃計画─町全体が獲物、町を一時的に封鎖し、そして総てを奪う─計画は九分九厘成功していたのだが……! |