フランスのユーモア作家ピエール・カミの生み出した、フランス・パリを代表する名探偵。
というのはあくまで建前で、作品自体は謎解きというより、著者カミ特有のナンセンスなユーモアを散りばめたコント集といった感じを受けます。
内容も探偵の名前のうち、「オルメス」がホームズのフランス読み、「ルーフォック」がフランス語で「頭のおかしい」を意味することからも分かるとおり、イギリスの名探偵シャーロック・ホームズをパロディ化したものと位置づけられるといえます。
物語の全てが3、4ページのショートショートかつコント形式(戯曲形式)で語られているため軽快でテンポが良く、また著者独特のナンセンスなユーモアは一度読み出したら癖になりそうな怪しげな魅力を持っており、どんどん次の作品を読みたくなる、そんな楽しい気分の味わえるシリーズです。
| No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 | |
| 1 | 名探偵オルメス | 192? | 芸術社 推理選書3('56) 大白書房('42) |
芸術社版は 大白書房版の復刻版 |
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| 圧倒的勝利 | |||||
| 1 | 調律師殺害事件 (調律師殺人事件) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) |
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| 2 | 催眠術合戦 | ||||
| 3 | 一メートル二センチの掌 | ||||
| 4 | 骸骨失踪事件 (骸骨の失踪) (消え去った骨骼) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) 新青年'29夏季増刊 |
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| 5 | ヴェニスの潜水強盗 (ヴェニスの潜水夫) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) 新青年'27.2 |
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| 6 | 警官殺害事件 (警官殺し) |
HMM'66.7 | |||
| 7 | 風変わりな自殺 (奇妙な自殺) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) |
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| 8 | 老曲馬女事件 (仇討二重奏) (女曲馬師) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) EQMM'64.4 |
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| 9 | 真物の犬の鼻 | ||||
| 10 | 脱腸殺害事件 | ||||
| 11 | 飛行ボートの怪 (飛び行くボートの謎) |
筑摩書房 新・ちくま文学の森「世界は笑う」 新青年'27.9 |
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| 12 | 痴情沙汰 | ||||
| 13 | 列車怪盗事件 (十一番列車の怪盗) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) |
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| 14 | 聖クーイック街の怪奇 | ||||
| 15 | 二つの顔を持った男 | ||||
| 16 | 町はずれの洒落た家 | ||||
| 17 | 復活転生事件 | ||||
| 18 | シカゴ市の怪事件 | ||||
| 19 | マラー事件 | ||||
| 怪盗幽鬼(スペクトラ)事件 | |||||
| 1 | 血まみれトランク事件 (鮮血トランク事件) (血まみれトランクの事件) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) 新青年'27.9 |
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| 2 | とんがり塔の怪 (トンガリ山の穴奇譚) (尖塔の怪事件) |
早川文庫「街中の男」('85) HMM'79.5 新青年'27.9 |
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| 3 | クラリネットの穴 | ||||
| 4 | 謎のギロチン事件 | ||||
| 5 | 大西洋怪盗団 (大西洋の盗賊) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) |
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| 6 | 殺人将棋事件 | ||||
| 7 | 赤ん坊事件 (赤ん坊は渇く!) |
筑摩書房 ちくま文学の森「おかしい話」 出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) |
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| 8 | スフィンクスの秘密 (スフィンクスの謎) |
立風書房「新青年傑作選4 翻訳編」('70) 新青年'27.9 |
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| 9 | 深夜のカタツムリ | ||||
| 10 | 謎の道化師 (道化師) |
立風書房「新青年傑作選4 翻訳編」('70) 新青年'27.9 |
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| 11 | 競馬場の怪 | ||||
| 12 | 血みどろ細菌事件 (血塗れの細菌) (細菌の正体) (血まみれの掌跡) |
立風書房「新青年傑作選4 翻訳編」('70) 出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) HMM'66.3 新青年'27.2 |
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| 13 | 墓場の怪 (カタコンプの怪) |
出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) |
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| 14 | 刑場のタンゴ | ||||
| 15 | 骨灰生き返る! (火葬にされた男の帰宅) (インクは昇る!) |
立風書房「新青年傑作選4 翻訳編」('70) 出帆社「ルーフォック・オルメスの冒険」('76) 白水社「人生サーカス」('36) 新青年'27.2 |
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| 2 | ルーフォック・オルメスの冒険 (人生サーカス) |
1936 | 出帆社('76) 白水社('36) |
その他の短編18編を含む 日本独自の短編集 |
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| ルーフォック・オルメスの冒険 | 芸術社 推理選書3「名探偵オルメス」('56) 大白書房「名探偵オルメス」('42) |
すべて短編集1に所収 | |||
| 1 | 奇妙な自殺 (風変わりな自殺) |
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| 2 | 十一番列車の怪盗 (列車怪盗事件) |
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| 3 | 調律師殺人事件 (調律師殺害事件) |
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| 4 | 骸骨の失踪 (骸骨失踪事件) (消え去った骨骼) |
新青年'29夏季増刊 | |||
| 5 | 鮮血トランク事件 (血まみれトランク事件) (血まみれトランクの事件) |
新青年'27.9 | |||
| 6 | ヴェニスの潜水夫 (ヴェニスの潜水強盗) |
新青年'27.2 |
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| 7 | 仇討二重奏 (老曲馬女事件) (女曲馬師) |
EQMM'64.4 | |||
| 怪盗と名探偵 | 芸術社 推理選書3「名探偵オルメス」('56) 大白書房「名探偵オルメス」('42) |
すべて短編集1に所収 | |||
| 1 | 大西洋の盗賊 (大西洋怪盗団) |
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| 2 | 赤ん坊は渇く! (赤ん坊事件) |
筑摩書房 ちくま文学の森「おかしい話」 | |||
| 3 | 細菌の正体 (血みどろ細菌事件) (血塗れの細菌) (血まみれの掌跡) |
立風書房「新青年傑作選4 翻訳編」('70) HMM'66.3 新青年'27.2 |
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| 4 | カタコンプの怪 (墓場の怪) |
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| 5 | インクは昇る! (火葬にされた男の帰宅) (骨灰生き返る!) |
筑摩書房 ちくま文学の森「おかしい話」 立風書房「新青年傑作選4 翻訳編」('70) 新青年'27.2 |
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| 衣裳箪笥の秘密 | |||||
| 1 | 盗まれた処女性 | ||||
| 2 | パリの恐怖 | ||||
| No. | 事件名 | 発表年 | 邦訳 | 備考 |
| 1 | 処女華受難 | 日本出版協同「ふらんす粋艶集」('53) 改造社 世界ユーモア全集7「仏蘭西篇」('32) 新青年'32夏期増刊 |
衣裳箪笥の秘密と同じか? | |
| 2 | 黒い天井 | 白水uブックス「笑いの錬金術 フランス・ユーモア文学傑作選」 HMM'76.2 |