ファイロ・ヴァンス第2作目で前作「ベンスン殺人事件」で好印象だったので次はどうかなと期待していましたが、まずまず楽しめました。 トリックが今考えると少し古めかしいというか驚きが少ないという感じも否定できませんし、犯人当てもさして難しくないような気がしましたが、犯人のアリバイを論理的に崩していくヴァンスの推理には読んでいて感心させられました。前作同様文章構成が上手いです。 またポーカー・ゲームの話も成る程と頷ける内容で、さすがは心理的探偵法を用いるヴァンスだと思いました。