出版 |
東京創元社
創元推理文庫107-8 |
デチーグ男爵の一人娘クラリスに純愛を捧げる無名の青年ラウールは、男爵一味と対立する怪人カリオストロ伯爵の娘と思われる伯爵夫人の危機を救ったことから、二つの組織が血まなこになって追い求めている莫大な宝石のありかをめぐる抗争に巻き込まれた。 天性の美貌と才知に長けた悪の華、妖しい魅力をもつ伯爵夫人とは何者か? 中世の修道院の共有財産ともいうべき財宝の行方は? クラリスへの思慕を胸に秘めてラウールこと若き日のアルセーヌ・リュパンが財宝の謎をめぐって繰りひろげる妖魔との血戦。 |