タイトル
火曜日ラビは激怒した
原題
Tuesday The Rabbi Saw Red
発表年
1974
著者/訳者
ハリイ・ケメルマン/青木久恵
カバーデザイン
勝呂忠
ページ数
276(巻末にケメルマン著作リスト)
あらすじ(解説文)
出版
早川書房
ハヤカワポケットミステリ
1255
ユダヤ教のラビ、デイヴィッド・スモールに思いがけない電話がかかってきたのは九月半ば、大祭礼の直後であった。ラビたちの総会で初めて逢った一人のラビから、ウィンダミア大学で自分の代りにユダヤ思想と哲学の講義を受け持って欲しいとのことだった。デイヴィッドにいささかの戸惑いと不安は残っていたが、とにかく新しい経験として引き受けることにした。
新学期が始まり、ラビは不安と期待の錯綜した張りつめた気持ちで授業に臨んだのだが、学生たちの反応は冷ややかだった。講義の日が週末に当り欠席も目立つし、講義の内容にも極めて無関心のようだった。ラビ自身の落胆は大きかったが、学生たちの怠惰な気質はすぐには改まりそうもなかった。そんな時、一人の人気ある助教授が突然解雇され、教授や学生の間には俄かに不満が渦巻き始めた……ある金曜の午後、閑散とし人影もまばらな校内で、教務部長と学生の間で交渉が行われているまさにそのとき、辺りの空気を震わす大音響とともに爆発が起った! そしてその直後、研究室で発見されたヘンドリックスの死体! 教授が自分と同じ研究室で机を並べている間柄で、爆発事件と教授の死を結びつけるには余りに疑問が多すぎることもあり、大胆な推理を駆使しラビは真相の究明へと立ち上がった。
現代本格ミステリとして根強い人気を持続するラビ・シリーズ第五弾。
初版
1976年(680円)
重版
入手
ISBN
4-15-001255-5
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