出版 |
国書刊行会
世界探偵小説全集5 |
美しい女子生徒の失踪、化学実験室の盗難事件と終業式を前にあいづぐ不祥事に校長は頭を悩ませていた。 しかし、終業式前夜、この学園の小さなミステリは、突如として教員の二重殺人事件へと発展した。 来賓として居合わせたオックスフォード大学の名探偵ジャーヴァス・フェン教授は協力を請われ、さっそく事件現場へ急行、酸鼻な犯行に目を見張った。 さらに翌日、郊外のあばら家で第三の死体が発見され、事件はますます混迷の度を深めていった……。
連続殺人、失踪事件、シェイクスピア原稿の謎と、息もつがせぬ展開の底に流れる不気味なユーモア、錯綜する論理と巧みなサスペンス。 ポスト黄金時代を代表する本格派クリスピンの最高傑作。 |