出版 |
東京創元社
創元推理文庫133-27 |
富豪だが不能の夫を持つヘルガは、ままならぬ欲望のはけ口を求めて、ゆきずりの青年を誘った。だが、青年はやっかい事を持ち込むばかり。じらされながらも彼をヴィラに連れ込み、いよいよ思いを遂げようとしたとき、青年は不意に姿を消してしまった。そこには巧妙に仕掛けられた罠が彼女を待っていたのだ。かくして雪の中のヴィラを舞台に、男と女の愛と憎しみ、むき出しのエゴが渦巻くドラマが始まった。二転三転するプロット。はたして最後に笑う者は、最後の切り札を握る者は誰か! チェイスの会心作。 |