出版 |
早川書房
ハヤカワミステリ文庫
24-2 |
見知らぬ男が内ぶところに手を入れた瞬間、目つきが鋭さを増した。同時に私立探偵ティム・スミスは、相手の顔に熱いブラックコーヒーを投げつけ、床に身を伏せた。32口径のリボルバーが火を吹き弾丸はカウンターのハムサンドに命中した─ニューヨーク州の小地方都市、腐敗の町ウィンストンの私立探偵を見舞った一発の弾丸。それはやがて町をあげての血で血を洗う抗争、大量殺戮の嵐へと発展する! ハードボイルド派の気鋭作家がハメットの『赤い収穫』にも比すべき大量殺戮を描いて、暗黒街小説の魅力を十二分に体現してみせる力作長篇。 |