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角川書店
角川文庫 赤522-4 |
マンハッタンのビジネス街のど真ん中に立つ聖クリスピヌス修道院。二世紀の歴史をもつこの古い建物には、16人の修道僧が住んでいる。
この修道会は、教えを説いたり伝道して歩くことはしない。ひたすら院内にこもり、瞑想するのだ。そのため、修道士たちは俗世間のことをまったく知らず、電車の乗り方も知らない…。
ところが、ある日、事情は一変した。修道院がとり壊されるというのだ! ”移動しない”ことを宗旨とする彼らにとって、これは由々しき大事態。かくて、右も左もわからぬ俗界に飛びだした修道僧たちの、珍無類の奮闘が始まるのだが……異能派の傑作ユーモア。 |