出版 |
早川書房
ハヤカワ文庫 FT30 |
時折しも素晴しかった絶頂期もすでに過ぎ、いまや黄昏へ向かっているスペイン〈黄金時代〉。一人の若者が魔法使いの棲み家を訪ねて、草深き山中を彷徨っていた。旅人の名はラモン・アロンソ。彼は魔法使いに弟子入りし、錬金術の奥義を極めねばならなかった─今や彼の城館の財政難は、魔法にすがらねばならぬほど逼迫していたのだ。だが、彼が探し求めている魔法使いこそ、実は宇宙の精霊たちと交信すべく、人間の影を蒐集する恐るべき黒魔術の徒であった!
今世紀最大の幻想作家が、ケルト民族特有の〈黄昏の想像力〉を駆使して描く傑作! |