出版 |
早川書房
ハヤカワミステリ文庫
38-3 |
漆黒の闇の中で橙色の灯に浮び上るゴールデン・ゲート・ブリッジ─そのケーブルを二人の若者リュウとハリーが登っていた。はるか下では期待を込め恋人と妻が見上げる。「砂を噛むような変化のない生活はもういやだ」こんな切実な思いが四人を夜の冒険へと駆り立てた。高速道路での大騒ぎ、警官との追いかけっこ、自分のヌード写真の公開……そして今四人の冒険はここで終りを告げる。自らの存在を確かめるかのようにいたずらの限りを尽した彼らの最終計画とは? 限りない情感を込め現代青年のヒューマンな行動を描くサスペンス溢れる異色作! |