悪魔に食われろ青尾蠅 タイトル

悪魔に食われろ青尾蠅

原題

Devil Take the Blue-Tail Fly

発表年

1948

著者/訳者/解説

ジョン・フランクリン・バーディン/浅羽莢子/Y・F

カバーデザイン

装画 松本圭以子/装丁 坂川栄治+藤田知子(坂川事務所)

ページ数

250(巻末「ジョン・フランクリン・バーディン─心の闇の探索者」およびバーディンの著作リスト)
作品レビュー

あらすじ(解説文)

出版

翔泳社
翔泳社ミステリー
今日がその日だ─退院日の朝、精神病院のベッドで見ざめたエレンは純粋な喜びを感じていた。これで愛する夫のもとに帰れるのだ。
退院後、優れたハープシコード奏者であったエレンは、演奏活動を再開する。しかし、音楽も、夫との生活も、以前とはすべてが微妙に違っていた。不安に怯えるエレンの前に、ひとりの男が現われたときから、封印されていた忌まわしい過去が形をなしはじめ、彼女をめぐる暗い影は、恐怖に満ちたクライマックスへと次第に戦慄の度合いを増してゆく……。
人間心理の暗部に深く探索の針をおろし、そのあまりに突き抜けた先見性ゆえに、70年代に劇的な復権を果たすまで不当に埋もれていた本書は、読み巧者ジュリアン・シモンズが手放しで絶賛し、各種ベスト表にも選出された〈幻の傑作〉である。

初版

1999年(2000円)

重版

入手

セブンアンドワイicon amazon

ISBN

4-88135-737-9