出版 |
東京創元社
創元推理文庫148-1 |
グロス出版社推理小説課の編集者デイヴは、新しく創刊される雑誌「犯罪実話」の編集長に昇進の予定で、その見込みはほぼ確実だった。ところが課長会議の結果、意外にも新編集長はデイヴの同僚ウィリーに決まってしまった。やけくそになったデイヴは夜の女を拾ってホテルに……。ところが翌日、会社では警官が彼を待ち構えていた。新編集長が昨夜殺され、重大な嫌疑が彼にかかってきたのだ。デイヴはアリバイの証明に必死になった。しかし、彼の首にかかった輪は刻々と締まり、身動きがとれなくなってきた。課長会議の決定がなぜ逆転したのか、そこに秘密があるのではなかろうか? |