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国書刊行会
世界探偵小説全集30 |
グレイハースト村の名士エイマー氏はある日、他人を寄せつけない謎の隣人モートンが、かつて華麗なアクロバットで名を馳せた映画俳優ボウ・ビーヴァーによく似ていることに気がついた。十数年前、人気絶頂のビーヴァーが突然引退した謎に興味をかきたてられたエイマー氏は、金と暇にあかせて探偵のまねごとを思いつき、独自に調査を始める。過去の記録を探るうちに、やがて女性秘書の襲撃事件や、役者修業時代に関わった殺人事件裁判が浮上し、俳優の秘められた過去が次第に明らかにされていくが……。 30年代英国ミステリ界きっての異才が盟友アントニイ・バークリーに捧げた問題作。 |