英米SF界随一の短編の名手

USA シオドア・スタージョン
(Theodore Sturgeon)

人間以上
「人間以上」
(1953年)
(早川書房)

 アメリカのSF・ファンタジー小説家。「あらゆるものの9割はクズである」という”スタージョンの法則”でも有名です。

 ニューヨークに生まれ、5歳の時に父母が離婚し母親に引き取られ、その5年後に母親が再婚すると、以後は厳格だったという義父に育てられて幼少期を過ごします。また小さい頃からSFのファンだったらしく、〈アメージング・ストーリーズ〉や〈アスタウンディング・ストーリーズ〉などのSF誌を読み耽っていたといいます。

 その後4年飛び級し、わずか12歳で全寮制のマンモス・ハイスクールに入学。当初は色白で痩せた少年でしたが、やがて平行棒と出会い体操選手としてキャプテンを務め、全米体育協会の東海岸選手権で4位の成績を残すなど大活躍。体操の奨学生として大学進学も決まっていましたが、卒業直前に重いリュウマチ熱で半年間寝たきりとなり、心臓肥大のためスポーツは断念せざるを得なくなります。

 結局卒業を前にハイスクールも退学。以後は機関室の掃除係として17歳から20歳までの3年間を船乗りとして海の上で過ごすことになりますが、その傍ら1938年に最初の作品となったショートショート「高額保険」を書き上げたといいます。

一角獣・多角獣
「一角獣・多角獣」
(1953年)
(早川書房)

 これが採用されるとすぐに船員をやめてニューヨークの安アパートに居を構えて執筆に精を出し始め、しばらくはショートショートを書いていましたが、翌1939年になるとアメリカSF黄金時代の立役者でSF誌に残る名編集者のジョン・W・キャンベルと出会い、キャンベルが編集長を務める2つの雑誌、ファンタジー系の〈アンノウン〉とSF系の〈アスタウンディング〉に合計26の作品が掲載され作家として最初のピークを迎えます。

 この頃にハイスクール時代の恋人と自身1度目の結婚しますが、SF雑誌の原稿料は決して高くはなく生活も楽ではなかったためか、やがて創作に行き詰まるとリゾートホテルの支配人の口を見つけジャマイカに赴きます。

 ところがちょうどその頃運悪く太平洋戦争が勃発。心臓肥大の持病のため兵役にも就けなかった彼は、以後セールスマンや軍基地の土木工事、ガソリンスタンドの経営、広告代理店の原稿整理係、ブルドーザー運転手など様々な職業を経験して家族を養います。そしてこの時の様々な職業経験が、後の作家生活や彼の作品の語り口に大きな影響を与えたのだと言われています。

時間のかかる彫刻
「時間のかかる彫刻」
(1971年)
(東京創元社)

 それからしばらくして再び小説を書き始めますが、しばらくはスランプで書けない時期もありました。
 しかし1947年に発表した中編「成熟」を契機として調子を取り戻し、次々と傑作を発表。1948年には初めての単行本となる第1短編集「Without Sorcery」を、1950年には第1長編となる「夢見る宝石」を発表し、ようやくSF作家としての地位を確立したのでした。

 スタージョンの代表作には、長編では第1長編の「夢見る宝石」や人類を超越するミュータントであるが故の悲しみと恐怖を描き国際ファンタジー賞(国際幻想文学賞)を受賞した長編「人間以上」(1953)、それに冒険ものの長編「原子力潜水艦シービュー号」(1961)などがあります。

 もっともその才能が如何なく発揮されていると言われているのは短編の方で、短編集では「一角獣・多角獣」(1953)や「奇妙な触合い」(1958)などが代表作とされています。
 また晩年の1970年に発表された短編「時間のかかる彫刻」では、SF分野の名誉ある賞であるヒューゴー賞およびネビュラ賞を受賞。その奔放な想像力でスタージョンにしか書けない独自の世界を築き上げ、ジャンルを超え多くの読者を虜にしています。

海を失った男
「海を失った男」
(2003年)
(晶文社)

 その他にも吸血鬼として生まれたために疎外された人間の苦悩を描いた「きみの血を」(1961)は吸血鬼小説の古典として高い評価を獲得しており、またミステリーの分野ではフレデリック・ダネイのプロットをもとにエラリー・クイーン名義で長編「盤面の敵」(1963)の執筆も担当。その他に映画の小説化やTV版「スタートレック」のシナリオなども手掛けています。

 前年の最優秀SF短編に与えられるシオドア・スタージョン記念賞が創設されるなどその死後も彼の作品は高く評価されていて、特に近年は本国アメリカでノース・アトランティック・ブックスという出版社から200を超えると言われる全短編を収録した短編全集10巻が刊行されるなど、再評価の声は著しいようです。


■作家ファイル■

本名
エドワード・ハミルトン・ウォルドー (Edward Hamilton Waldo)
5歳の時に父母が離婚し、10歳の時に母親が再婚。その際にシオドア・ハミルトン・スタージョンと改名
出身地
アメリカ、ニューヨーク州スターテン・アイランド生
学歴
フィラデルフィアのオーヴァブルック高卒
生没
1918年2月26日~1985年5月8日
作家としての経歴
1938
タンカーの船員として働いていた頃、アメリカンエキスプレスから何十万ドルも騙し取れる画期的な詐欺の方法を思いつくも自分で実行する勇気もなく、そのアイデアをショートショートの小説「高額保険」にして新聞記事配信会社マクルーア・シンジケートに送って採用される。
その後すぐに船員をやめてニューヨークの安アパートでショートショートを書き続ける。
1939
アメリカSF黄金時代の立役者でSF誌に残る名編集者のジョン・W・キャンベルと出会い、キャンベルが編集長を務める2つの雑誌ファンタジー系の〈アンノウン (Unknown)〉とSF系の〈アスタウンディング (Astounding)〉に「The Eather Brother」に作品を発表。
短編「裏庭の神様」を皮切りに1年半の期間に全部で26作品が両誌に掲載され、キャンベル門下の幻想派として注目されるも、ほどなくスランプに陥り執筆活動からは遠ざかる。
1947
第二次世界大戦の最中は様々な職業を経験して家族を養っていたが、再び作家生活を開始し、中編「成熟」をきっかけにSFの名作を次々と発表。
1948
第1短編集「Without Sorcery」を刊行
1950
第1長編「夢見る宝石」を刊行
1953
長編「人間以上」で国際ファンタジー賞(国際幻想文学賞)を受賞
代表作の短編集「一角獣・多角獣」を刊行
1970
再びスランプに陥っていたが、1969年、4度目の結婚を機に再び傑作を次々に書き上げる。1971年にそれらをまとめた短編集「時間のかかる彫刻(スタージョンは健在なり)」を発表して健在ぶりをアピール。
そしてその中の短編の一つである「時間のかかる彫刻」でヒューゴー賞およびネビュラ賞を受賞。
1983
〈F&SF〉誌の10月号に掲載された「非情事」が最後の発表作品となる。
1985
肺繊維症を患い67歳で逝去。この年の世界幻想文学大賞で生涯功労賞が授与される
1987
前年の最優秀SF短編に与えられるシオドア・スタージョン記念賞が創設される
シリーズ探偵
なし
代表作
【長編】
「人間以上」「夢みる宝石」「原子力潜水艦シービュー号」
「きみの血を」「盤面の敵」
【短編集】
「一角獣・多角獣」「奇妙な触合い」

■著作リスト■

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 夢見る宝石 1950 早川文庫 SF1548(新装版)
早川文庫 SF365
早川書房 世界SF全集16('69)
2 人間以上 1953 早川文庫 SF317
早川書房 ハヤカワSFシリーズ('63)
Baby Is Three('52)の長編化
国際ファンタジー賞
3 The King and Four Queens 1956 - マーガレット・フィッツ原作
映画「ながれ者」の小説化
4 I, Libertine - フレデリック・R・ユーウィング名義、ジーン・シェパードと合作
5 コスミック・レイプ 1958 サンリオSF文庫('80) To Marry Medusa('58)の長編化
6 ヴィーナス・プラスX 1960 国書刊行会 未来の文学('05)
7 きみの血を 1961 早川文庫 NV1027
HPB1147
8 原子力潜水艦シービュー号
(深海の宇宙怪獣)
創元SF文庫('65)
偕成社 SF科学小説名作シリーズ13('68)
映画「地球の危機」の小説化
9 盤面の敵 1963 早川文庫2-7
HPB901
エラリー・クイーン名義
フレデリック・ダネイとの合作
10 The Rare Breed 1966 - ウェスタン映画「スタンビード」の小説化
11 Godbody 1986 -

【短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Without Sorcery
(改 Not Without Sorcery)
1948 - 改版(1961)は2編割愛
2 一角獣・多角獣 1953 早川書房 異色作家短篇集3(新装版)('05)
早川書房 異色作家短篇集13('64)
邦訳は5,7,8の3編割愛
1 一角獣の泉 1953
2 熊人形 1948
3 ビアンカの手 1947 晶文社 晶文社ミステリ「海を失った男」('03)
4 孤独の円盤 1953 河出書房新社 奇想コレクション「不思議のひと触れ」('03)
5 The World Well Lost
たとえ世界を失っても
河出文庫「20世紀SF2 1950年代─初めの終わり」('00)
6 めぐりあい
(シジジイじゃない)
1948 晶文社 晶文社ミステリ「海を失った男」('03)
7 ミュージック 1953
8 Scars 1949 -
9 ふわふわちゃん 1947 EQMM'63.7
10 反対側のセックス 1952
11 死ね、名演奏家、死ね
(マエストロを殺せ)
1949 河出書房新社 奇想コレクション「輝く断片」('05)
12 監房ともだち 1947
13 考え方 1953
3 Caviar 1955 -
4 A Way Home
(改 A Way Home)
(英改 Thunder and Roses)
- グロフ・コンクリン編
改版は2編割愛
5 奇妙な触合い 1958 ハヤカワSFシリーズ3210('69) 全9編
1959年改版・邦訳は2編割愛
1 英雄コステロ氏 1953
2 おまえのやさしい手で
3 みどり猿との情事
(ミドリザルとの情事)
1957 河出書房新社 奇想コレクション「輝く断片」('05)
4 リューエリン向きの犯罪
(ルウェリンの犯罪)
5 空がひらける
6 奇妙な触合い
(不思議のひと触れ)
1958 河出書房新社 奇想コレクション「不思議のひと触れ」('03)
7 もう一人のセリア
(もうひとりのシーリア)
1957
6 Aliens 4 1959 -
7 Beyond 1960 -
8 Sturgeon in Orbit 1964 -
9 The Joyous Invasions 1965 -
10 ...And My Fear is Great & Baby Is Three -
11 Starshine 1966 -
12 時間のかかる彫刻
(スタージョンは健在なり)
1971 創元SF文庫619-2
サンリオSF文庫('83)
1 ここに、そしてイーゼルに 1954
2 時間のかかる彫刻
(ゆるやかな彫刻)
1970 ヒューゴ賞('70)
ネビュラ賞('70)
3 きみなんだ!
4 ジョーイの面倒をみて 1971
5 1970
6 人の心が見抜けた女
7 ジョリー、食い違う 1969
8 <ない>のだった─本当だ!
9 茶色の靴
10 フレミス伯父さん 1970
11 統率者ドーンの<型>
12 自殺
13 The Worlds of Theodore Sturgeon 1972 -
14 Sturgeon's West with Don Ward 1973 - ドン・ウォードとの共著
全8編のウェスタン小説集
15 To Here and the Easel -
16 Case and the Dreamer 1974 -
17 Visions and Venturers 1978 -
18 The Golden Helix 1979 -
19 Maturity: Three Stories -
20 The Stars Are the Styx -
21 Slow Sculpture 1982 -
22 Alien Cargo 1984 -
23 Pruzy's Pot 1986 -
24 A Touch of Sturgeon 1987 - デイヴィッド・プリングル編
25 To Marry Medusa -
26 Selected Stories of Theodore Sturgeon 2000 - アンソロジー

【日本独自編纂の短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 影よ、影よ、影の国 1984 朝日ソノラマ文庫 海外シリーズ6
1 影よ、影よ、影の国 1951 河出書房新社 奇想コレクション「不思議のひと触れ」('03)
2 秘密嫌いの霊体 1947
3 金星の水晶 1951
4 嫉妬深い幽霊
5 超能力の血 1955
6 地球を継ぐもの 1960
7 死を語る骨 1943 ジェームズ・ベアードとの合作
2 海を失った男 2003 河出文庫('08)
晶文社 晶文社ミステリ
若島正編
1 音楽
(ミュージック)
1953
2 ビアンカの手 1947 早川書房 異色作家短篇集3「一角獣・多角獣」(新装版)('05)
早川書房 異色作家短篇集13「一角獣・多角獣」('64)
3 成熟
4 シジジイじゃない
(めぐりあい)
1948 早川書房 異色作家短篇集3「一角獣・多角獣」(新装版)('05)
早川書房 異色作家短篇集13「一角獣・多角獣」('64)
5 三の法則 1951
6 そして私のおそれはつのる 1953
7 墓読み 1958
8 海を失った男 1959
3 不思議のひと触れ 2003 河出文庫('09)
河出書房新社 奇想コレクション
1 高額保険 1938 スタージョンのデビュー作品
2 もうひとりのシーリア
(もう一人のセリア)
1957 ハヤカワSFシリーズ3210「奇妙な触合い」('69)
3 影よ、影よ、影の国 1951 朝日ソノラマ文庫海外シリーズ「影よ、影よ、影の国」('84)
4 裏庭の神様 1939
5 不思議のひと触れ
(奇妙な触合い)
1958 ハヤカワSFシリーズ3210「奇妙な触合い」('69)
6 ぶわん・ばっ!
(ワム・バップ!)
1948 HMM'01.1
7 タンディの物語 1961
8 閉所愛好症 1956
9 雷(いかずち)と薔薇(ばら) 1947
10 孤独の円盤 1953 早川書房 異色作家短篇集3「一角獣・多角獣」(新装版)('05)
早川書房 異色作家短篇集13「一角獣・多角獣」('64)
4 輝く断片 2005 河出文庫('10)
河出書房新社 奇想コレクション
1 取り替え子 1941
2 ミドリザルとの情事
(みどり猿との情事)
1957 ハヤカワSFシリーズ3210「奇妙な触合い」('69)
3 旅する巌 1951
4 君微笑めば 1955
5 ニュースの時間です 1956
6 マエストロを殺せ
(死ね、名演奏家、死ね)
1949 早川書房 異色作家短篇集3「一角獣・多角獣」(新装版)('05)
早川書房 異色作家短篇集13「一角獣・多角獣」('64)
7 ルウェリンの犯罪
(リューエリン向きの犯罪)
1957 ハヤカワSFシリーズ3210「奇妙な触合い」('69)
8 輝く断片 1955 HMM'89.8
HMM'66.6
5 「ウィジェット」と「ワジェット」とボフ 2007 河出文庫('10)
河出書房新社 奇想コレクション
1 帰り道 1953 SFマガジン'76.1
2 午砲 1963 メンズクラブ'88.11
奇想天外'74.5
3 必要
(あなたに必要なもの─小さな町の出来事)
1960 別冊奇想天外1「ヒューゴー賞大全集」('76)
4 解除反応 1948
5 火星人と脳なし 1949
6 [ウィジェット]と[ワジェット]とボフ 1955

【邦訳中短編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 It
それ
1940 創元推理文庫555-3「千の脚を持つ男 怪物ホラー傑作選」('07)
早川文庫 NV「幻想と怪奇2」('76)
徳間書店「1ダースの戦慄」('76)
ヒッチコックマガジン'63.1
2 Derm Fool
皮膚騒動
SFマガジン'79.1
3 Shottle Bop
ショトルボップ
1941 青弓社「死体のささやき」('93)
奇想天外社「魔法のお店」('79)
4 Poker Face
ポーカー・フェイス
SFマガジン'70.4
5 Yesterday Was Monday
昨日は月曜日だった
河出文庫「20世紀SF1 1940年代─星ねずみ」('00)
6 Microcosmic God
極小宇宙の神
SFマガジン'71.7
7 Killdozer!
殺人ブルドーザー
1944 創元SF文庫「地球の静止する日 SF映画原作傑作選」('06) 後にTVムービー化
ブルドーザー運転手の経験を元に書かれた作品
8 Memorial
記念物
1946 ハヤカワSFシリーズ「宇宙恐怖物語」('62)
9 Tiny and the Monster
御主人はモンスター
1947 朝日ソノラマ文庫海外シリーズ「地球への侵入者」('84)
10 The Sky Was Full of Ships (The Cave of History)
空は船でいっぱい
早川文庫SF「空は船でいっぱい SFマガジン・ベスト2」('80)
11 One Foot and the Grave
神々の相克
(禁断の谷)
1948 朝日ソノラマ文庫海外シリーズ「ウイッチクラフト・リーダー」('85)
HMM'82.8
12 The Love of Heaven
天国へ還る
SFマガジン'70.3
13 The Perfect Host
憑きもの
国書刊行会「ウィアードテールズ5」('85)
14 Minority Report
少数報告
1949 SFマガジン'61.10
15 Never Underestimate
甘くみちゃいけない
1952 奇想天外'80.11
16 The Special Gift (The Talent)
特殊技能
1953 HMM'67.10
17 小さな悪魔 メンズクラブ'85.11
18 The Golden Helix
黄金の螺旋
1954 SFマガジン'64.5
19 Bulkhead (Who)
隔壁
1955 創元SF文庫「SFベスト・オブ・ザ・ベスト/上」('76)
20 The Heart
心臓
HMM'74.8
21 So Near the Darkness
闇の間近で
角川文庫「ヴァンパイア・コレクション」('99)
22 Fear is a Business
恐怖屋フィリプソ
1956 SFマガジン'60.8
23 Dead Dames Don't Dial
死者はダイヤルを回さない
HMM'80.5
24 How to Kill Your Aunty
(How to Kill Aunty)
伯母さんを殺す方法
1961 HMM'78.8
25 In the Hospital
病院にて
1962 HMM'78.2
26 Holdup a la Carte
強盗アラカルト
1964 EQMM'64.7
27 Helix the Cat
ヘリックス・ザ・キャット
1973 HMM'97.2
28 The Sheriff of Chayute
シェイユートの保安官
HMM'04.2
29 Time Warp
タイムワープ
1978 日本版オムニ'84.3-4
30 Vengeance is...
復讐するは…
1980 早川文庫 NV「闇の展覧会2」('82)
31 Not an Affair
非情事
1983 SFマガジン'89.3 スタージョン最後の作品

【シオドア・スタージョン短編全集】

ポール・ウィリアムズ編でノース・アトランティック・ブックスより刊行

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 The Ultimate Egoist: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.1 1995 - 1937-40
2 Microcosmic God: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.2 1996 - 1940-41
3 Killdozer!: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.3 - 1941-46
4 Thunder and Roses: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.4 1997 - 1946-48
5 The Perfect Host: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.5 1998 - 1948-50
6 Baby is Three: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.6 1999 - 1950-52
7 A Saucer of Loneliness: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.7 2000 - 1953
8 Bright Segment: The Complete Short Stories of Theodore Sturgeon, Vol.8 2002 - 1953-55他
9 And Now the News: The Complete Stories of Theodore Sturgeon, Vol.9 2003 - 1955-57
10 The Man Who Lost the Sea: The Complete Stories of Theodore Sturgeon, Vol.10 2005 - 1957-60
11 The Nail and the Oracle: The Complete Stories of Theodore Sturgeon, Vol.11 2007 - 1961-69
12 Slow Sculpture: The Complete Stories of Theodore Sturgeon, Vol.12 2009 - 1970-72他
13 Case and The Dreamer: The Complete Stories of Theodore Sturgeon, Vol.13 2010 - 1972-83他

【エッセイ・評論その他】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
1 Argyll: A Memoir 1993 - 義父の思い出を綴った自伝的エッセイ

【参考】「不思議のひと触れ」(河出書房新社 奇想コレクション)
「輝く断片」(河出書房新社 奇想コレクション)
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