出版 |
早川書房
ハヤカワポケットミステリ
1702 |
黒一色に装飾した居間で、彼女は死んでいた。死体を見守っていたのは、数羽の不気味なカラスだけ─静かな村の平和を破ったのは、突然引っ越してきた予言者イザベラだった。彼女の存在は村の人間関係に微妙な影を落とす。そんななか、老婦人レジャイナは彼女の予言をもとに株取引をするが、レジャイナの姪ジュリアはそれが悪質なインサイダー取引であることに気づいた。事件の臭いを嗅ぎつけたジュリアはテイマー教授に泣きつくが、推理を凝らす間もなくイザベラに不可解な死が……
名探偵テイマー教授、十年ぶりの華麗な推理!惜しくも世を去った女流本格、最後の作品 |