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角川書店
角川文庫543-3 |
今回の事件は、チャールズにとって他人事ではなかった。殺されたのが親友ヒューゴの妻で、チャールズ自身が死体の第一発見者なのだ。
夫婦を訪ねたチャールズが、首を絞められた死体を、物置で見つけた。その時、ヒューゴはへべれけで、自分の行動すら覚えていなかった。当然、容疑はヒューゴにかかった。
ヒューゴの妻は彼より20歳も年下。所属のアマ劇団に親しい男でもいるようだ。最近、二人が不仲なことはチャールズも知っていた。だがそれでも、ヒューゴが犯人とは思えない。
友人の冤罪を晴らすべく立ちあがったチャールズは、鉄壁の二重アリバイ崩しに敢然と挑むのだが……。 |