出版 |
東京創元社
創元推理文庫121-2 |
時は第一次大戦たけなわの1914年、『39階段』の冒険から一年半経ったある日、リチャード・ハネーは再びウォルター卿に招かれ、新たな密命を受けた。中近東の回教徒たちが、新しい天啓の出現を信じ、それを機に反イギリス武力蜂起を企んでいるという。そしてその不穏な動きの背後には、ドイツの不気味な存在が影を落としていた。祖国の危機に際しハネーと二人の仲間は、それぞれ別のルートを辿って、ドイツ占領下のトルコに潜入する。しかし、与えられた手がかりは、意味不明の三つの言葉だけだった! |