出版 |
東京創元社
創元推理文庫287 |
演劇プロデューサー・ピーター・ダルースは、妻の旅行中に作家志望の妖精のような娘と知り合った。娘のまずしい生活に同情したピーターは、自分のアパートの鍵をあたえ、仕事場に使わせることにした。ところが妻が帰宅すると、ピーターの寝室で首を吊っている娘の死体が発見された。彼は身に覚えのない色魔の烙印を押され、その上、殺人の嫌疑まで受けることになった。追いつめられたピーターは、進んで死んだ娘の調査を開始する。その結果、無邪気な妖精にみえた娘の恐ろしい女郎ぐも的正体が、しだいに明るみに…… |