国名シリーズの代表作と言われるだけあって、非常に面白かったです。こんなによく出来たプロットはめったにお目にかかれないと思いました。最後の犯人を暴くシーンでは唖然とさせられましたし、伏線も巧妙に張られていて思わず唸ってしまいました。私も見事に騙されました(苦笑) 首なし死体が登場するもののそんなに残酷な話というわけでもなく、純粋に本格推理小説といえます。結末も思わずニヤリとさせられる終わり方で好きですね。この作品は厳しい目で見てもまったく悪い点というのは見当たらなかったです。まさに会心の出来栄えでした。