【感想】★★★★
まず良かった点を挙げるとするならば、
1 とにかくよく話しが練られており、4段構えの構成で、非常に重厚な作りになっています。また伏線が今回は見 事という他にない程、きちんと張られています。
2 話が二転三転しどんでん返しの連続で、次はどうなるのかという期待を抱かせてくれるので、最後までハラハラしました。
3 何度も犯人に裏をかかれますが、それにめげずに奮闘する若かりし頃のエラリーというのが、私は好感が持てました。
4 各章の原題のアルファベットを並べるとある言葉を構成するというクイーンの遊び心が楽しかったです。
逆に違和感があった部分というと、
1 話が長い上に少し錯綜し過ぎて、複雑すぎるかもしれません。 あまり推理小説を読み慣れていない方は、ちょっと抵抗があるかもしれません。逆に言うと読み応えがあるのですが…。
2 登場人物が多く、これまた整理して読むのはかなり大変です。
3 最後のメロドラマは一体何だったのでしょうか??? チャーリー・チャンものみたいでしたが、よく分かりませんでした。
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