Xの悲劇 タイトル

Xの悲劇

原題

The Tragedy of X

発表年

1932

著者/訳者/解説

エラリー・クイーン/鮎川信夫/中島河太郎

カバーデザイン

辰巳四郎

ページ数

422
作品レビュー

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫104-1
ニューヨークの電車の中で起きた奇怪な殺人事件は、おそるべきニコチン毒をぬったコルク玉という新手の凶器が使われたのだ。この密室殺人の容疑者は大勢いるが、聾者の探偵、往年のシェークスピア劇の名優ドルリー・レーンの捜査は、着々とあざやかに進められる。「読者よ、すべての手がかりは与えられた、犯人は誰か?」と有名な挑戦をする、王者クイーン全盛期の路標的名作。

初版

1960年

重版

1998年94版(580円)

入手

セブンアンドワイicon amazon

ISBN

4-488-10401-0

Xの悲劇 タイトル Xの悲劇

原題

The Tragedy of X

発表年

1932

著者/訳者/解説

エラリイ・クイーン/宇野利泰/新保博久

カバーデザイン

カバー写真 フォトニカ/カバー・デザイン スタジオ・ギヴ

ページ数

494(巻末「YよりX」)

あらすじ(解説文)

出版

早川書房
ハヤカワミステリ文庫
2-41
ニューヨークの市街電車で起こった事件は、不可解極まるものだった。仲間と市電に乗った株式仲買人が、上着のポケットに入っていた奇妙な凶器で殺され、密室状況の車内には被害者に悪意を抱く者大勢がいた。警察は元俳優の探偵ドルリイ・レーンに事件の解決を依頼するが、第二、第三の殺人が発生するにおよび、事件は意外な様相を呈しはじめる。巨匠エラリイ・クイーンが若き日にものした本格ミステリの傑作。新訳決定版

初版

1988年

重版

1998年8版(740円)

入手

セブンアンドワイicon amazon

ISBN

4-15-070141-5

【感想】★★★★★

 とにかく数あるクイーンの長編の中でも、抜群に面白かった作品です。 中盤はサスペンス度が高くドキドキしますし、ラストのレーンが犯人を暴くシーンはとても鮮烈で興奮しました。 この作品はとても文章構成がしっかりしていて、まったく無駄がないですね。 まるで非常に美しい建築物を見ているような感じです。

 また、本格という観点から見てもトリックは秀逸、犯人もとても意外、さらに推理も論理的で穴がありません。本当に文句のつけようがない作品で、私はレーン4部作の中ではこの作品が一番の傑作だと思いました。古典的名作にしてミステリの基本書として推薦するにふさわしい長編です