出版 |
ポプラ社
ポプラ・ウイング・ブックス16 |
「人殺しのよそ者がやってくる!」〈月の少女タカ〉が夢に現れて危険を告げたのは、一族のリーダー・バルではなく、少女ノリだった。お告げで水のありかを教えられたノリは、従兄のスーズと共に一行をはなれ、幼い仲間四人を連れて、飢えとかわきとたたかいながら、切り立つ岩かべを登っていく。
不思議な力にひきよせられて、ようやく豊かな土地にたどりついたと思ったのも束の間、スーズたちの身に、血族の存続にかかわる危機がふりかかってくる。自分たちこそ〈月のタカ〉族の生き残りなんだ。なんとしても、一つの血族として生きのびねば!
人類の祖先がいまだ素朴な信仰をもち、狩りと採集の日々をすごしていた二十万年前のアフリカを舞台に、イギリスで人気の実力派ストーリテラーがつむぎあげる、冒険と成長の異色ファンタジー前篇。 |