出版 |
早川書房
ハヤカワミステリ文庫
3-14 |
退屈をかこっていたメイスンのオフィスに、義眼のセットを携えた男が訪ねてきた。その中の一つ、充血した義眼を何者かにすりかえられ、犯罪に悪用されるおそれがあるというのだ。電光石火の頭脳の冴えで一計を案じたメイスンは、ポール・ドレイクに半ダースほどの充血した義眼を入手するように命じたが……事件は阻止できなかった。強欲な高利貸しが自宅で殺され、死体の右手に充血した義眼の一つがかたくなに握られていたのだ。当然嫌疑は依頼人にかかる。一か八かをかけてメイスンが放った大芝居! 法廷場面の痛快さを世に知らしめた代表的傑作。 |