出版 |
早川書房
ハヤカワミステリ文庫
3-30 |
手持ちの馬券がもし当たっていたら、代わりに配当金を取ってきてほしい─メイスンにこんな妙な依頼を持ち込んだナンシーと名乗る女は、弟を横領容疑で逮捕され、困惑していた。 彼女は弟ロドニーの保釈金を得るため、競馬で一山当てようともくろんでいたらしい。 メイスンは彼女の頼みで保釈手続きを終えたが、その直後に事件が起こった。 ロドニーを横領犯として訴えていた会社経営者の射殺体がナンシーの部屋で発見されたのだ。 状況は、ナンシーに不利になる一方だった。 行きがかり上、彼女の弁護をせざるを得なくなったメイスンが法廷で用いた奇策とは? |