出版 |
東京創元社
創元推理文庫141-3 |
フォジェール夫妻は、シャンソン界の大御所的存在だった。妻のエヴは歌手としてその名声は絶頂にあり、夫モーリスは作詞作曲家として重きをなしていたが、夫婦仲は冷たかった。そして三角関係のもつれから、妻の年下の情人は、モーリスをなぐり殺し、事故死として偽装することに成功する。しかしある日のこと、悲嘆にくれる未亡人の役を演じるエヴのもとに、一枚のレコードが配達されてきた。そして、不気味な死者の声が、そのレコードから鳴り始まり、悪夢の幕がきって落とされる!
フランス推理小説界の第一人者ボワロ、ナルスジャックの一九五九年度最新作! |