出版 |
早川書房
ハヤカワ文庫 SF373 |
永遠の夜の闇を、銀色の船体が切り裂いていく。だが、その船腹には黒ずみ紫色に変色した細長い亀裂が走り、その内部には仲間の屍肉を喰らい、唯一生きのびたナイプのみ。銀河の間隙よりやってきたこの宇宙船は今や死にかけていたのだ。しかし、一縷の希望があった。前方の太陽系、そのなかの第三惑星にナイプは望みをかけたのだが……人類の想像を絶する異星生命体ナイプの侵略にさらされた人々の脅威を、潜伏したナイプに対処すべくその行方を追う人間たちの活躍を、SFミステリの第一人者ランドル・ギャレットが、緻密な構成で鮮やかに描きだした侵略テーマの傑作。 |