出版 |
早川書房
ハヤカワミステリ文庫
76-2 |
この奇妙な話を信じてもらえるのは、勇気と良識の人、市警本部長セオドア・ルーズヴェルトしかいない、とマルドゥーン巡査は思った。ガス自殺らしい事件の現場にいた裸の女、その女は彼に、殺人よ、と言い、彼の虚をついて拳銃を奪い逃げ去ったのだった。ルーズヴェルトの内密の支援を得て、マルドゥーンは消えた謎の女を追うが、彼の行く手にはやがてニューヨーク中を騒がせることになる世紀の大事件が……! 19世紀末、第26代大統領ルーズヴェルトが気鋭の市警本部長であった郷愁の時代。大型新人が虚実をないまぜて描く、待望の新作長篇。 |