チャーリー・チャンの活躍 タイトル

チャーリー・チャンの活躍

原題

Charlie Chan Carries on

発表年

1930

著者/訳者/解説

E・D・ビガーズ/佐倉潤吾/佐倉潤吾

カバーデザイン

イラスト F・R・クルーガー/デザイン 小倉敏夫

ページ数

389
作品レビュー

あらすじ(解説文)

出版

東京創元社
創元推理文庫122-1
姿なき殺人鬼が世界一周観光船の中に跳梁する。アメリカの富豪がロンドンで絞殺され、船がパリ、南仏、イタリアと移動するにつれて犠牲者が続出する。事件は未解決のまま、ロンドン警視庁のダフ警部の手からハワイ警察のチャン警部に引き継がれることになった。中国人の英知と洞察力を秘めたチャーリー・チャンの名推理。一世を風靡し、何度も映画化された人気シリーズの完訳版。

初版

1963年

重版

1992年14版(600円)

入手

amazon

ISBN

4-488-12201-9

【感想】★★★★★

 「チャーリー・チャンの活躍」に引き続き、この作品も本当に面白いです。 本作はサスペンス・スリラー的要素も盛りだくさんで、息つく暇もなく次々と事件が発生していきます。 チャン警部はなかなか登場しませんが、ダフ警部との友情にも胸が熱くなってきて思わず「チャン頑張れ」と応援したくなります。 また今回はチャン警部の家庭も覗く事が出来ます。

 犯人あて・謎解きも非常に巧妙な伏線が敷いてあって、結構難易度は高めですね。 私は犯人はいろいろな状況を総合して当てることが出来ましたが、その決定的な伏線というのは見破れませんでした。

 とにかく全世界をまたにかけた壮大な事件です。 これほど広範囲で起こった事件というのは他に類をみないでしょうね。 舞台設定・物語の構成の点からみても最高の良作です。